東新町遺跡
(ひがししんまちいせき)
松原市東新町2・3丁目、田井城6丁目、天美南1丁目所在
市域の中央部やや西よりに位置する縄文時代から中世にかけての集落遺跡です。発掘調査では弥生時代中期の溝跡や古墳時代前期の方形周溝墓跡、溝跡、井戸跡、古墳時代後期の潅漑用水路跡や道路側溝かとも推測される溝跡などのほか平安時代末期の塀で囲まれた掘立柱建物跡などが発見され、弥生土器や土師器、須恵器、黒色土器、瓦など多数の遺物が出土しています。
また、地震によって形成された墳砂(液状化現象)の痕跡も発見されています。墳砂の痕跡は、縄文時代晩期から弥生時代前期の間におこった大地震によって形成されたもので、地下約2.5メートルにあった砂層が高さ約1メートル、幅約1メートルの大きさで噴き上げているのが確認されました。
遺構










出土遺物








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