丹南遺跡
(たんなんいせき)
松原市丹南2から5丁目所在
市域南端に位置する縄文時代から近世にかけての集落遺跡です。丹南地区は、江戸初期から明治維新まで、譜代大名の高木氏丹南藩1万1千石の陣屋がおかれていたことで知られています。
発掘調査では、縄文時代から近世に至る河川跡、飛鳥時代から奈良時代の官衙と思われる大規模な掘立柱建物群跡や井戸跡、道路跡、平安時代の井戸跡、溝跡、中世の寺院関連施設と思われる掘立柱建物群跡、井戸跡、河内鋳物師に関係する鋳造関連遺構など、非常に多くのものが発見されています。
また、丹南藩陣屋の一部と思われる溝や柵列なども発見されています。出土遺物も非常に多く、土師器、須恵器、青磁、瓦器、瓦、木製品、金属製品、埴輪、石器など多種多様なものが出土しています。
遺構


























出土遺物







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