新堂遺跡
(しんどういせき)
松原市新堂1から4丁目、高見の里5・6丁目、柴垣1丁目所在
市域中央部やや南方に広がる旧石器時代から中世にかけての集落遺跡で、中高野街道がその中央部を縦断しています。発掘調査では縄文時代の溝跡、古墳時代後期の掘立柱建物跡、溝跡、橋跡、平安時代から鎌倉時代の掘立柱建物跡、井戸跡、溝跡などが発見されていて、土師器、須恵器、青磁、白磁、黒色土器などの土器類のほか縄文時代の石棒などが出土しています。
なお、古墳時代後期の橋跡はその時代性や発見された場所が古道の推定地であることから、古代交通史を考える上で貴重な資料となっています。
遺構


出土遺物






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