三宅遺跡
(みやけいせき)
松原市三宅中1から8丁目所在
市域の中央部北端に南北に広がる弥生時代から中世の集落遺跡です。遺跡の中央部を中高野街道が縦断しています。本遺跡では、弥生土器や土師器、須恵器などが採取され、各時期の掘立柱建物跡なども発見されていますが、大規模な発掘調査は未だ行われておらず、遺跡の詳細についてはまだよくわかっていません。本遺跡周辺は、その地名にあるように、古代における朝廷の直轄管理地である「屯倉」の存在が伝承されています。古事記や日本書紀に見られる「依網屯倉」がそれにあたりますが、今後、そのような事柄を裏付けするような調査成果が得られることに期待しています。
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