神奈川県横浜市栄区の現地審査に参加
平成25年1月14日から1月15日にかけて、市民安全課職員が、神奈川県横浜市栄区が実施したセーフコミュニティ認証にかかる現地審査に参加しました。
現地審査とは、自治体がセーフコミュニティに取り組む旨の書簡をWHO(世界保健機関)セーフコミュニティ協働センターに提出してから最低2年間のセーフコミュニティ活動を経て認証基準を達成したと判断した場合、WHO(世界保健機関)セーフコミュニティ認証センターにその活動内容の審査を依頼するものです。審査は、口頭による発表報告、現地の活動審査、審査員による講評という流れで行われます。
横浜市栄区は、セーフコミュニティ認証センターから来日した審査員に向けて、災害時の安全、子どもの安全、自殺予防、交通安全、スポーツ・余暇の安全、高齢者の安全、児童虐待の防止、外傷調査にかかる仕組みについてプレゼンテーションをし、日ごろから地域団体が行っている活動を紹介しました。
最後に審査員から以下のように講評が行われました。
- プレゼンテーション時の質疑応答では、多くの関係者が自発的に発言を行い、主体的に活動を行っていることが実感できた。
- 複数の学校で、プレゼンテーションが行われたが、それぞれの学校で安全に対する取り組みを十分に行っている。
- 集計分析したデータを各分科会(松原市における対策委員会)の取り組みにうまく反映させる仕組みを見せてもらいたい。
審査員から受けた評価をもとに、すでに提出している認証申請書の内容を修正し、認証の可否が判断されることとなります。
今回の栄区現地審査には、セーフコミュニティに取り組む自治体から多くの職員が視察に訪れ、担当者の間で情報交換を行い、交流を深めることができました。
現地審査の様子を掲載します。
災害安全分科会の発表
体育館で行われた防災訓練1
体育館で行われた防災訓練2
交通安全分科会の発表
高齢者の安全分科会の発表
審査員講評 会場