下水道の財政

更新日:2025年4月4日

下水道の財政状況

下水道は「生活改善」「浸水の防除」及び「水質保全」といった市民生活を支える重要なライフラインです。

本市の下水道は、普及拡大の時代から老朽化した下水道施設を維持管理する時代を迎えており、公共下水道施設の計画的な整備や適正な維持管理、経営基盤の強化等を行うことで、長期的に安定した事業運営を行うことが必要です。

平成31年度からの公営企業会計移行に伴う的確な経営分析による経費の削減、また下水道施設のストックマネジメント計画によるライフサイクルコストの縮減を図ることで、将来にわたり安定的に事業を継続していきます。

公営企業会計移行の効果

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令和7年度予算の概要

令和7年度予算は、下水道事業収益3,577,900千円、下水道事業費用3,708,500千円、収支差引△130,600千円を計上しています。

資本的収支としましては、収入として2,546,400千円、支出として4,141,500千円を計上し、収支不足分の1,595,100千円につきましては、損益勘定留保資金等で補てんするものです。

また、事業についてですが、若林・小川地区の浸水不安解消のための既存水路の改修事業や、阿保地区の雨水対策として雨水管渠整備を行うとともに、未普及地区の解消を進めます。

令和7年度予算 (PDF 803KB)

令和7年度予算の概要 (PDF 116KB)

令和7年度予算編成過程

市民との協働による施策の展開や今後のまちづくりのため、市民に対する積極的な情報公開の一環として予算編成過程の情報を公開します。

令和5年度決算の概要

令和5年度の下水道事業収益は3,455,907千円、下水道事業費用3,542,243千円で当年度純損失は、86,336千円となりました。

資本的収支としましては、収入として2,381,875千円、支出として3,960,889千円となり、収支不足分の1,579,014千円は損益勘定留保資金等で補てんしました。

建設改良事業については、三宅地区土地区画整理事業において汚水管渠の整備等を行いました。またストックマネジメント計画に基づき、天美ポンプ場電気設備の更新等を行いました。

業務状況では、水洗化人口は107,130人で、水洗化率は前年度から0.1ポイント増の93.3パーセントになりました。総有収水量については、前年度から63,476立方メートル減の9,861,445立方メートルとなりました。

経営比較分析表

経営及び施設の状況を表す経営指標を活用し、府内市町村(政令市除く・一部事務組合含む)の経年比較や他公営企業との比較、複数の指標を組み合わせた分析を行うことで、経営の現状及び課題を的確かつ簡明に把握し、今後の見通しや課題への対応に活用するための分析表を掲載しています。

参考URL

(大阪府内各市町村の経営比較分析表が掲載されています。)  

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松原市 上下水道部 上下水道総務課

〒580-8501大阪府松原市阿保1丁目1番1号

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072-334-1550(代表)