水道施設の整備

災害に備えて

水道は社会基盤を支える重要なライフラインであり、災害時の断水による市民生活への影響は甚大なものとなります。水道事業では、あらゆる災害に備え、水道施設の整備、資器材の確保、職員の訓練等を行っています。

水道施設の整備

配水管につきましては計画的に、基幹となる配水管から耐震管への布設替えを行っています。あわせて、災害時の給水活動が円滑に実施できるよう、緊急連絡管を7カ所、応急給水栓を7カ所整備しております。市役所前には給水塔を設置しています。

また、災害発生時には市役所をはじめ、丹南浄水場、天美我堂配水場、阿保浄水場、松原ポンプ場の4カ所を応急給水拠点として位置付けています。そのほか、本市の水道水の受水先である、大阪広域水道企業団の送水管を利用し給水活動を実施できるよう、「あんしん給水栓」が市内8カ所に設置されています。

施設関係では、主要施設の丹南浄水場に合計30,000m3の耐震性配水池を備えており、天美我堂配水場の配水池の耐震化も完了しております。

あわせて、丹南浄水場における停電時の受電系統の2系統化や、高効率のポンプを設置することによる場内の配水系統の2重化を実現し、安全性と安定性を強化しています。加えて、松原ポンプ場稼働により、令和2年度からは受水系統を2系統化し、事故時等における断水リスクを軽減することができました。また、当該ポンプ場内に本市の配水施設を設置し、丹南浄水場と受・配水機能を分散化することにより、市内配水の体制強化を図ります。今後とも引き続き、災害時における対応の充実に取り組んでまいります。

応急給水栓

<応急給水栓>

給水塔

<給水塔>

資機材等の確保

災害による水道管の破損等により、断水が発生した際に応急給水活動を行うため、さまざまな非常用資器材等を計画的に整備しています。

具体的には、給水タンク車2台をはじめ、飲料用組立タンク、仮給水栓、給水用ポリ容器、非常用飲料水袋等で、ほかにも、大阪広域水道企業団による災害用備蓄水や、水道施設損傷時の応急復旧のための修理用部品なども備蓄しています。

また、応急復旧に係る資材の円滑な供給を確保するため、資材メーカーと供給体制についての協定を締結しています。

給水車1

<給水タンク車>

給水車2

<給水タンク車>

仮給水栓

<仮給水栓>

防災訓練の実施

訓練

災害発生時に迅速かつ的確に対応するため、毎年、上下水道部内で防災訓練を実施しています。

また、松原市が関係団体等と連携して実施している、松原市総合防災訓練にも毎年参加し地震による水道管の損傷を想定した損傷箇所の修理や、応急給水活動といった実地訓練を実施しています。

ほかにも、大阪広域水道企業団や日本水道協会等が実施する各種防災訓練にも参加し、職員の防災意識の高揚と、実地対応能力の向上を図っています。

日本水道協会による全国地震等緊急時訓練への参加

今後、発生が懸念されている、南海トラフ巨大地震や首都直下地震では、広域的、長期的な断水が起こる可能性があります。

これらの大規模災害により被災した場合は、速やかに被災状況を伝え、迅速に応援を要請することが重要です。また、応援する側となった場合でも適切な応援体制を整える必要があります。

全国規模で支援、受援の相互応援体制構築のため、日本水道協会による、全国規模での情報伝達訓練等が実施されており、松原市も参加しています。

日本水道協会訓練
日本水道協会訓練2

大阪市水道局と「技術協力に関する連携協定及び実施協定」を締結しています

松原市と大阪市水道局は、水道事業に係る技術的業務に関する連携を強化し、両市の水道事業の持続的な協力と発展に資するため、平成19年1月31日付けで「松原市上下水道部・大阪市水道局技術協力に関する連携協定」を締結しています。

堺市上下水道局と「水道事業に係る災害時等相互応援に関する協定」を締結しています

松原市と堺市上下水道局は、地震や事故発生時の復旧に係る相互応援協力体制の構築と広域的連携を推し進めることで、両市の供給体制の安定運用に資するため、平成29年2月10日付けで「水道事業に係る災害時等相互応援に関する協定」を締結しています。

近隣自治体等との協力体制の構築

非常時に必要な水を確保するため、隣接する羽曳野市と緊急連絡管を整備するとともに、水道水の供給先である大阪広域水道企業団とも、企業団の送水管から直接市内に配水できるよう連絡管を設置するなど、協力体制を構築しています。

ご家庭での飲料水の確保

松原市では非常時の備えとして水道水の確保のための取り組みを進めていますが、大規模災害が発生した場合は、復旧に時間を要することも想定されます。よって、生活に必要な水を日頃からご家庭で備蓄していただくようお願いします。

 

人間が生命を維持するために必要な飲料水の量は1人1日約3リットル

水道水を飲料水として備蓄するときは…

  1. フタが密閉できる容器を用意し手をよく洗ってから、容器の中を十分洗浄してください。
  2. 水道水を容器からあふれるくらい入れ、空気やゴミが混入しないようにしっかりフタを閉めてください。
  3. 冷暗所では3日程度保存できますが、高温時には残留塩素が早く消失し、細菌が繁殖し易くなるなど、良好な水質が保持できなくなるため、毎日取り替えることをお勧めします。
  4. 取り替えた水は飲用には使用せず、洗濯や掃除、お風呂などの用途にお使いください。

このページに関するお問い合わせ先

松原市 上下水道部 上下水道総務課
〒580-8501
大阪府松原市阿保1丁目1番1号
電話:072-334-1550(代表)