まつばら味さんぽ2022
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ジモト産のグルメで舌鼓!まつばら産を、まつばらで食す!むかしから関東では白い部分を食べ、関西では緑の葉の先端部まで食べる習慣であるのはご存知のとおりです。松原市内でも青い細ネギが多く栽培されています。細かくきざみ、うどんなどの薬味として欠かせない存在になっています。また、日本最古のねぎと言われる「難波葱※」も古くから栽培されています。今や夏のビールのあてに欠かせない枝豆は、松原市内の広い範囲で栽培されています。塩ゆでした枝豆は最高ですよね。この枝豆は大豆の未熟なもので、以前は田んぼの畦(あぜ)に植えられてあぜ豆とも呼ばれていました。以前は「河内一寸」ともよばれ、たいへん多くの農家で栽培されていました。一寸そら豆とは名のごとく一粒が3センチ(昔の単位で一寸)くらいの大粒で、ひとつのサヤに大きさのそろった豆が三つ入ったものがいいものとされています。大消費地の近郊という立地条件を生かした「都市近郊型農業」の典型とよばれる作物がこまつな・しろな等の葉菜類です。これは、軟弱野菜と称され、傷みやすいので長距離輸送に向かないため、「都市近郊型農業」に向いている作物として多く栽培されています。松原市内では主に天美北地域と三宅地域で多く栽培されています。現在一番多く作付けされているのが「桃太郎」という品種ですが、最近では「フルーツトマト」と呼ばれる小ぶりながら非常に甘いトマトを栽培している農家も出てきました。 いまや自然の胃腸薬との代名詞もあるキャベツも夏場を除くほぼ一年を通して収穫されています。秋から冬にかけてはしっかりと葉を巻いたキャベツ。春には柔らかい新キャベツと呼ばれるものが出回っています。ねぎ枝豆一寸そら豆こまつな・しろなトマトキャベツご存じですか?松原市で収穫されている主な野菜。※詳しくは7ページをごらんください。①

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