丹南藩立藩400年を記念して、丹南陣屋の御城印を配布します!!

サムネイル画像

今からちょうど400年前にあたる元和9年(1623)、高木正次は河内国丹南郡に1万石の領地を与えられ大名となりました。丹南藩をおこした正次は統治の拠点として丹南村(現在の松原市丹南)に陣屋を構え、それ以降、明治4年(1871)の廃藩置県をむかえるまでの約250年にわたり高木氏が代々この地を治めました。廃藩後に陣屋の一部は小学校として利用されましたが、現在では陣屋の建物は全く残っておらず、往時の姿を想像することは困難です。

しかし、丹南の来迎寺山門前には陣屋址の顕彰碑が建てられており、旧家に伝わる陣屋の範囲を示す絵図や陣屋跡での発掘調査成果といった手がかりは残されています。そこで、丹南藩立藩400年という節目をむかえる今年、かつて松原市に丹南陣屋があったことをPRするため、丹南陣屋に関する文化財をめぐるイベントを開催します。

イベントに参加いただいた先着300名の方には、近年お城好きの方の間でブームになっているご当地グッズ「御城印」を記念にお渡しします。また、SNSで3つのハッシュダグ(#松原市#文化財#丹南陣屋)を付けて情報を発信いただいた先着200名の方には、特別版の御城印をお渡しします。

配布期間

令和5年(2023) 9月1日~12月28日 (ただし、なくなり次第終了)

 

配布枚数

「丹南陣屋」御城印(通常版)

通常版 300枚

「丹南陣屋」御城印(特別版)

特別版 200枚

  • サイズ|A6判(横105ミリメートル、縦148ミリメートル)
  • 材質|和紙
  • スタイル|印刷


※通常版と特別版のうちどちらか1枚のみお渡しします。両方をお渡しすることはできません。

 

配布条件

通常版

手順1|インターネット上の文化財をめぐる

インターネット上の ジャパンサーチ 文化遺産オンラインまつばら文化財デジタルアーカイブ のうちいずれか1つのサイトにアクセスして〔丹南村地籍図〕のページを開き、スクリーンショットを撮る。

ジャパンサーチの画面

ジャパンサーチ

文化遺産オンラインの画面

文化遺産オンライン

まつばら文化財デジタルアーカイブの画面

まつばら文化財デジタルアーカイブ(松原市ホームページ内)

手順2|現地に残る文化財をめぐる

旧丹南藩主高木主水正陣屋址碑

舊(旧)丹南藩主高木主水正陣屋址碑

融通念佛宗寺院の来迎寺(松原市丹南3丁目1-22)で、山門の前にある「舊丹南藩主高木主水正陣屋址碑」の写真を撮る。

手順3|展示された文化財をめぐる

郷土資料館展示品

丹南遺跡(丹南藩陣屋跡)出土遺物

ふるさとぴあプラザ(松原市上田7丁目11-19)にある郷土資料館常設展示室で、丹南遺跡(丹南藩陣屋跡)から出土した遺物の写真を撮る(展示ケース内に目印があります)。

ふるさとぴあプラザ(松原市上田7丁目11-19)にある郷土資料館常設展示室で、丹南遺跡(丹南藩陣屋跡)から出土した遺物の写真を撮る(展示ケース内に目印があります)。

手順4|文化財をめぐった記念に御城印(通常版)を受け取る

ふるさとぴあプラザ1階にある受付で、手順1~3で撮影した画像を提示し、通常版の御城印を受け取る。

特別版(SNSに投稿いただいた方)

手順1・2・3|インターネット上の文化財をめぐる・現地に残る文化財をめぐる・展示された文化財をめぐる

上にある通常版の手順1・2・3と同じ。

手順4|ハッシュダグをつけて、めぐった文化財をSNSに投稿する

手順1~3の画像データ3点を3つのハッシュダグ( #松原市 #文化財 #丹南陣屋 )を付けて、Facebook、Instagram、X(旧Twitter)のいずれか1種類のSNSに投稿する(投稿いたく文章に決まりはありませんが、可能な限りめぐっていただいたサイトや場所についてご紹介ください)。

手順5|文化財をめぐった記念に御城印(特別版)を受け取る

ふるさとぴあプラザ1階にある受付で、SNSの投稿画面を提示し、特別版の御城印を受け取る。

配布場所の休館日と受付時間

それぞれの文化財へのアクセス

インターネット上の文化財

来迎寺

地図・住所

住所:〒580-0013  大阪府松原市丹南3丁目1-22

電車でおこしの方

近鉄南大阪線「河内松原駅」下車。南に徒歩30分(自転車15分、駅周辺にシェアサイクルのサービスあり)

バスでおこしの方

  • 近鉄バス「岡」下車。西に徒歩6分
  • 近鉄バス「丹南」下車。西に徒歩6分

お車でおこしの方

来迎寺に駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。やむを得ない場合は、周辺の有料駐車場をご利用ください。

松原市民ふるさとぴあプラザ

地図・住所

住所:〒580-0016  大阪府松原市上田7丁目11-19
電話番号:072-336-6800

電車でおこしの方

近鉄南大阪線「河内松原駅」下車。南に徒歩7分

お車でおこしの方

駐車場の台数には限りがございます。可能な限り公共交通機関をご利用ください。

注意点

  1. 1人につき1枚の配布となります。通常版と特別版を両方お渡しすることはできませんので、どちらか1種類のみをお選びください。
  2. 先行して特別版200枚の配布が終了した場合、本イベントを継続しますが、以後、SNSで投稿いただいた方も通常版のお渡しとなります。
  3. 御城印は日付を空欄のままお渡しします。

主催

松原市教育委員会 ・ (一財)松原市文化情報振興事業団

協力

来迎寺

問合せ先

松原市民ふるさとぴあプラザ

電話:072-336-6800 ( 受付時間9:00~17:30(月曜日休館、ただし祝日の場合は開館) )

配布状況

丹南陣屋御城印の配布状況
集計年月日 通常版_配布総数(枚) 通常版_残数(枚) 特別版_配布総数(枚) 特別版_残数(枚)
2023年9月2日 10 290 21 179
2023年9月9日 31 269 46 154
2023年9月16日 39 261 51 149
2023年9月23日 47 253 57 143
2023年9月30日 60 240 63 137
2023年10月7日 69 231 68 132
2023年10月14日 73 227 76 124
2023年10月21日 75 225 76 124
2023年10月28日 76 224 78 122
2023年11月4日 81 219 79 121

 

関連資料

それぞの文化財の位置関係

丹南陣屋推定範囲

幕末~明治初期の丹南陣屋推定範囲(丹南村地籍図(明治6年)に描かれた邸内地(陣屋跡地)と里道を現代の地図に示したもの)

刊行物

松原市文化財情報誌の『たじひのだより No.20』では、江戸時代の丹南藩と高木氏を特集しています。全国遺跡報告総覧(奈良文化財研究所島根大学附属図書館)のウェブサイトで公開されていますので、ご覧ください。

このページに関するお問い合わせ先

松原市 教育委員会事務局教育総務部 文化財課
〒580-8501
大阪府松原市阿保1丁目1番1号
電話:072-334-1550(代表)