松原市は「ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました
令和4年9月26日、市は2050年の二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を行いました。
地球温暖化の進行に伴い、猛暑や豪雨などの気候変動のリスクが今後も懸念されるなか、松原市が将来にわたり安心安全なまちであり続けるように、市民・事業者・行政が一体となって「ゼロカーボンシティ」に挑戦していきます。
環境大臣からのメッセージ
本市のゼロカーボンシティ宣言について、西村環境大臣からメッセージをいただきました。
ゼロカーボンシティとは
環境省により、「2050年にCO2排出量を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表された地方自治体」と定義されています。
「CO2排出量実質ゼロ」とは、化石燃料の燃焼などによる人為的なCO2排出量と、森林などによるCO2吸収量がトータルでゼロになることを言い、「カーボンニュートラル」とも言われます。
「地球温暖化対策の推進に関する松原市実行計画」の改定
ゼロカーボンシティ宣言とともに、市の事務事業(公共施設の運営や公用車の使用など)に伴うCO2排出量の削減計画である「地球温暖化対策の推進に関する松原市実行計画」を改定しました。
改定した計画をもとに、市民・市内事業者の皆さんの模範として、市自らが最大限CO2排出量の削減に取り組み、その取組を波及させることで市全体での「2050年CO2排出量実質ゼロ」を目指します。
市の事務事業において重点的に取り組む内容
- 太陽光発電設備の更なる充実、蓄電池の導入検討
- LED照明の導入推進
- 電動車の導入
- 新築・増改築におけるZEBの施工推進
- 再生可能エネルギーの電気の調達推進
- 定期的な職員研修の実施等による職員の脱炭素行動の徹底
改定内容など、詳細については地球温暖化対策実行計画のページをご覧ください。
取組内容
「未来のために、今できることからはじめよう」をキーワードに、2050年ゼロカーボンを目指して、1人ひとりが行動を起こせるよう、次のような取組を行っていきます。
脱炭素行動の普及啓発
国が掲げる「ゼロカーボンアクション30」など、脱炭素につながるエコ行動について、市民や市内事業者の皆さんにその効果やメリット等を示しながら紹介していきます。
例えば、地球温暖化がもたらす未来予測や、今わたしたちができることについて、町会等団体への出前講座や、小中学校を中心とした出前授業を行い、1人ひとりの行動変容を促します。
これまでの活動実績など、詳しくは 出前講座・出前授業 のページをご覧ください。
「ゼロカーボンアクション30」の詳細については、環境省のホームページをご覧ください。
再生可能エネルギー設備や省エネルギー機器の普及促進
発電時にCO2を出さず、災害時の非常電源としても有用な再生可能エネルギー設備や、CO2排出量の少ない省エネルギー機器の普及促進に向け、国や大阪府と連携しながら情報発信・情報提供を行います。
また、市では、水素を利用した省エネルギー機器であり、災害時の自立運転も可能な家庭用燃料電池(エネファーム)の設置補助を行っています。
市の補助制度の詳細については、【令和5年度】家庭用燃料電池(エネファーム)設置補助制度の実施について をご覧ください。
啓発ポスター
市全体で一丸となってゼロカーボンシティを目指していくため、啓発ポスターを作成しました。主要な公共施設や学校など、市内の各地に掲示します。
ウェブアンケートを実施しています
エコ行動の実施状況などに関するウェブアンケートを実施しています(所要時間 約5分)。
今後の地球温暖化対策及びゼロカーボンシティの推進に生かすため、皆さんの「今」をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ先
松原市 市民生活部 環境予防課
〒580-8501
大阪府松原市阿保1丁目1番1号
電話:072-334-1550(代表)