平成30年6月18日に発生いたしました大阪府北部を震源とする地震では、家具類の転倒により、命を落とされた方もおられます。松原市セーフコミュニティ災害時の安全対策委員会でも普及・啓発を行っている地震への備えの一つである家具転倒防止等対策を講じましょう。
家具の固定について
タンスや食器棚などは、壁に直接固定できる場合は、L字型金具を使いネジで壁や柱に固定しましょう。壁に直接固定できない場合は、家具と天井の間に突っ張り棒式の器具を挟み固定しましょう。
積み重ね家具については、平型の金具で上下を連結し固定しましょう。
家具のそこに張り付けるマット式器具やストッパー式器具も併用すれば、より高い効果が期待できます。
ガラスの飛散防止等について
食器棚のガラス面にはガラス飛散防止フィルムを張りましょう。
食器棚が開き扉の場合は、扉ストッパーを取り付けましょう。
今すぐチェック
家具転倒防止等対策を講じても、万が一、身体の上に家具等が倒れてくると一大事となるため、寝室には家具等を置かないことが理想です。また部屋の出入り口付近に家具等を置くと、通路が塞がれ避難の妨げになることもありますので、なるべく置かないようにしましょう。