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「障害者雇用支援」―ノーマライゼーションへの取り組みー(株式会社あじみ屋)

更新日:2020年12月14日

「障害者雇用支援」ーノーマライゼーションへの取り組みー(株式会社あじみ屋)

株式会社あじみ屋の代表取締役社長 清水 幸隆 様 にインタビューをさせていただきました。

障害者雇用に注力されたきっかけは?

約40年前、中学校の先生から紹介され雇用した方が障害を持っており、雇用した当初は、釜を洗うこともままならず、仕事で覚えることも多いため、引き続き雇用することは、難しいのではないかと考えていたところ、1か月もすると、一人で釜を洗うことができるようになり、さらに率先して人が嫌がる仕事を引き受けるひたむきな姿に感銘を受けたことがきっかけです。

 

 

現在の取組

会社の経営理念として「人として平等であるべき」といった考えのもと、障害があっても、社会の中心で活躍できるよう人材教育に注力し、新規採用職員に対し、障害者雇用に関する一定の理解を得るために、研修を受講させるといったカリキュラムを用意しており、また、意欲的な雇用した障害者に対し、調理師免許をはじめとした資格取得に向けた自主勉強会のサポートをしております。

 

今後の障害者雇用に思うこと

障害者の方にとって、能力があるにも関わらず、その能力を発揮する場が与えられないようなことが多々あるように感じるので、障害者雇用に対する会社と社会の役割を理解してもらい、一人でも多くの方が能力を発揮し、社会で活躍できるような世の中になってほしいと思います。

 

あじみ屋 清水 幸隆様

株式会社あじみ屋

代表取締役社長 清水 幸隆 様

 

会社紹介

株式会社あじみ屋

創業 :昭和53年

業種 :食品製造・販売

本社 :大阪府松原市大堀1丁目14番7号

従業員 :約450名

資本金 :1億円

会社HP:https://kakisen.co.jp/corporate/outline.html

インタビュアーからのコメント

当社では、安心安全を最優先に考え食品安全の国際規格である「FSCC22000」による食品マネジメントシステムを導入しており、添加物の入っていない柿の葉寿司の販売を行っております。

障害の有無にかかわらず、誰もが能力と適性に応じた雇用の場に就き、地域で活躍できるような社会を目指し、

2008年には、障害者雇用に関わる企業の取組や活動内容を評価する「大阪府ハートフル企業大賞受賞」しており、障害の有無にかかわらず互いに協力しながら働く「ノーマライゼーション」の実践に取り組んでいます。

 

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お問い合わせ

松原市 市民生活部 産業振興課

〒580-8501大阪府松原市阿保1丁目1番1号

電話:
072-334-1550(代表)
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