「離乳」とは母乳やミルクを飲んで育ってきた赤ちゃんが、少しずつ固さや形のある食事に慣れて、子どもの食事が食べられるようになるプロセスのことです。
離乳食を与えるときは赤ちゃんの発達に合わせて、素材や献立、調理を変化させます。赤ちゃんにはそれぞれ個性があって、離乳食もマニュアル通りに食べてくれるとは限りません。赤ちゃんの成長、発達の様子をよく見てその子どもに合わせた進め方で進めましょう。
楽しい雰囲気で、食べる楽しさを体験させてあげましょう。
離乳食はいつから始めるの?
生後5、6か月頃になり
1.首のすわりがしっかりしている。
2.支えてあげると座れる。
3.大人が食べている様子をじっと見たり、口を動かしたりするなど、食べ物に興味を示す。
4.スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる。
こういった様子が見られたら離乳食を開始しましょう。
進め方カレンダー

開始してから1か月間の基本的な進め方

月齢ごとの進め方のポイント

離乳食の動画(松原市子育て支援センター作成)
離乳食作りの際にぜひご参考ください。
離乳食 レシピ例(松原市子育て支援センター作成)
7~9か月頃に使っていただけるレシピをご紹介します。ぜひお試しください。
~じゃがいものマッシュ焼き(7~9か月)~

【材料】
・牛赤身ミンチ肉 10g
・玉ねぎ 10g
・じゃがいも 20g
・焼き用油 適量(テフロン加工のフライパンで焼くなら油なしでOKです)
【作り方】
1.じゃがいもを茹でてマッシュ状につぶします。
2.玉ねぎは食べやすいように、すりおろすかきざんでしっかり加熱します。
3.炒めた牛ミンチに玉ねぎ、じゃがいもを混ぜ合わせます。
4.形を整えフライパンで色よく焼いて出来上がりです。
~納豆と人参の和え物(7~9か月)~

【材料】
・きざみ納豆 5g
・人参 3g
【作り方】
1.納豆を熱湯にサッとくぐらせて湯通しします。
2.人参をやわらかく茹で、食べやすい大きさに切ります。
3.納豆と人参をあえて出来上がりです。