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令和5年第4回定例記者会見議事録(令和5年11月27日)

更新日:2023年12月1日

定例記者会見議事録

会見概要

日時

令和5年11月27日 月曜日 午後2時から

場所

市役所801会議室

会見

○司会 ただいまより、令和5年第4回定例記者会見を開催します。
 最初に、資料に従いまして、市長より説明をさせていただきます。質疑につきましては、市長の説明後、一括して行いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、澤井市長、よろしくお願いいたします。
○市長 本日は、定例記者会見にご出席いただき、誠にありがとうございます。
 早速ですが、お手元の資料に基づき説明をさせていただきます。
 初めに、「子ども医療費助成制度」についてでございます。
 本市では、子育て家庭の経済的負担を軽減し、安心して医療を受けられる環境づくりを目的として、中学校卒業まで助成を実施してまいりました。このたび、令和6年1月より助成対象年齢を高校卒業まで拡充することで、さらなる子育て支援を行ってまいります。
 次に、「松原市二十歳の集い」についてでございます。
 一昨年まで成人式と呼んでいた事業につきまして、成人年齢が18歳に引き下げられたことから、名称を一般公募し、昨年度から「松原市二十歳の集い」として実施しているものです。今年度は、記念式典を令和6年1月8日に松原市文化会館で実施いたします。
 また、対象者は、平成15年4月2日から平成16年4月1日に生まれた方で、人数は1,167人となっております。
 開催方法につきましては、7つの中学校区を2つのグループに分けた2部制で行います。
 実施に当たっては、松原市二十歳の集い実行委員会に市内在住の二十歳の方を募集し、式典の運営を円滑に行うための役割分担や、参加者全員をお祝いするための企画をしていただくなど、若者が中心となって運営を行っていく予定です。
 次に、「学校法人村川学園との包括連携協定」についてでございます。
 本市は、令和5年10月26日に、学校法人村川学園と包括連携協定を締結いたしました。今年の6月から、私が会長に就任しております万博首長連合の取組で「万博弁当プロジェクト」がございます。そのプロジェクトを学校法人村川学園が監修され、本市の地場産品である河内鴨を食材として活用されたことがきっかけとなり、本市と包括連携協定を締結する運びとなりました。
 この連携協定は、松原産の食材を活用した料理レシピやふるさと納税返礼品の開発、SDGsの推進に関することなど、5つの分野にわたる内容となっております。また、その具体的取組といたしまして、国際交流・セーフコミュニティ自治体交流会において万博弁当を提供いただいたものです。
 今後につきましても、学校法人村川学園の有する様々なノウハウを生かし、食を通じて本市をさらに盛り上げてまいります。
 次に、「万博国際交流プログラム」についてでございます。
 「万博国際交流プログラム」は、内閣官房国際博覧会推進本部より、全国で17団体がモデル事業として採択された事業の一つとして、本市のセーフコミュニティの取組が万博のテーマと親和性が高いということで採択されたものです。
 国際交流の第1弾として、11月18日から20日まで、韓国から28名のセーフコミュニティ視察チームが来日され、本市のセーフコミュニティ認証記念式典にご臨席いただくとともに、インターナショナルセーフスクールに取り組む中学校との交流をはじめ、市内視察等を行いました。
 国際交流の第2弾として、令和6年1月に韓国をはじめとした国々の方を本市にお招きし、セーフコミュニティや命をテーマとしたシンポジウム等を行うとともに、食や文化体験を通した交流を企画しております。
 この万博を契機とした国際交流により、本市の安全対策の向上に加え、韓国をはじめとした国々との安心・安全な交流を深めるとともに、次世代を担う青少年の今後のセーフコミュニティ活動、国際交流活動を促進してまいります。
 次に、「松原市中学生海外交流事業」についてでございます。
 今年度、市内14名の中学生が台湾・台北市文山区を訪問いたします。台北市市立龍山国民中学との学校交流を行うとともに、生徒、保護者、先生とのグループによる市内観光などを行う予定です。
 現在、参加予定の生徒たちは、交流の中で松原市の紹介や各校での取組を発表するため、事前の学習会に取り組んでいるところです。帰国後には、台湾で得た貴重な体験をまとめ、自校の生徒に向けた報告会や市民の皆様への報告展示会を実施することで、体験の共有と成果を発信する機会としてまいります。
 参加する中学生が3日間の海外交流を経験することで、世界に目を向け、今後、海外との友好交流の推進に貢献できる人材に成長してくれることを願っております。
 次に、「市ホームページリニューアル」についてでございます。
 令和6年1月より、シンプルで見やすく、使いやすいサイトを構築し、探している情報に素早くたどり着くことができるホームページにリニューアルしてまいります。
 また、広報紙に掲載されている市政イベント等の新しい情報をブログアプリ「note」や、10月23日にリニューアルした松原市公式LINE、松原市公式インスタグラム等のSNSを活用することにより、若い世代の方へのタイムリーな情報発信に努めてまいります。
 次に、「セーフコミュニティ推進事業」についてでございます。
 本市は、地域の皆様と協働で事故やけがの予防に向けたセーフコミュニティの取組を進めております。
 このたび、8月に実施いたしました国際セーフコミュニティ認証センターによる審査の結果、3度目となるセーフコミュニティ国際認証を取得したことを記念して、11月19日に松原市文化会館において認証式典を開催いたしました。
 日頃から共に安心・安全のまちづくりに取り組んでいる地域の皆様と喜びを分かち合うとともに、内閣官房をはじめ2025大阪・関西万博の関係者や韓国のセーフコミュニティ自治体の関係者など、国内外から多くの来賓にご臨席いただき、松原市の安心・安全なまちづくりの取組を広く知っていただくことができました。
3度目の国際認証取得を新たな推進力とし、協働と検証の仕組みをより一層根づかせ、日本一安心・安全なまちづくりを進めてまいります。
 次に、「インターナショナルセーフスクール推進事業」についてでございます。
 これまで各小中学校で進めてきた安心・安全に向けた取組は、学校、保護者、地域、行政が連携した協働での取組であると評価され、令和4年1月に世界で初めて市内全ての小中学校が国際認証を取得しました。
 今年度は、11月13日、14日に、松原第四中学校区、松原第七中学校区の現地審査、11月20日、21日に松原第二中学校区、松原第五中学校区の事前指導を実施いたしました。
 現地審査では、海外の審査員がオンラインで参加され、高い評価をいただき、国際認証の内定をいただいたことから、令和6年1月に認証式を実施する予定です。
 今後も、本市の特徴である校区のつながりを生かし、児童生徒が主体となって取組を進めてまいります。
 最後に、12月定例会に上程いたします一般会計補正予算の概要ですが、「障害者自立支援費における生活介護や共同生活援助に係る給付費」、「出産・子育て応援給付金」のほか、「松原市移住定住促進事業における広報に要する経費」などを追加補正するものでございます。これにより、令和5年度一般会計歳入歳出予算の総額はそれぞれ503億1,523万9,000円となっております。
 私からの説明は以上となります。よろしくお願いいたします。
○司会 ありがとうございました。
 それでは、ただいまより質問を受けさせていただきます。
 ご質問のある方は挙手願います。
○記者 万博に関してなんですけれども、大阪府が1回目は子どもたちを無料で招待して、2回目以降を各市区町村が自身で負担して、万博へ2回目以降、無料招待するという方針ですが、松原市としては、市がお金を出して2回目以降万博に子どもたちを無料招待することは考えていますか。
○市長 先日、府の担当から、担当者レベルにそのような情報提供があった中で、私も基本、万博というのは子どもたちにとって非常に学びの多いものだと思っていますので、大阪府の考えというのは賛同もさせてもらいながら、本市においても、何とかそういった2回目といいますか、子どもたちを招待できるような形で予算を獲得できるように現在進めているところです。
○記者 市がお金を出して無料招待するというのはやる方針だということですか。
○市長 そうですね。その対象年齢はありますけれども、その対象となる世帯を万博に行かせてあげたいなというところはあります。
○記者 高校生までということですか。
○市長 高校生といいますか、18歳までですね。
○記者 ありがとうございます。
○司会 ほかにございませんでしょうか。
○記者 スライドのところで、まず1番目の子ども医療費の拡充ですけれども、高校生までやるというのは府内の自治体で珍しいのかどうか教えてください。
○市長 高校生まで、18歳までというのは数市を除いて行っております。我々はちょっと遅かったぐらいですが、子育てというところで言いますと、他に集中をさせてこの間支援してきましたので、今回、我々がこの助成を対象年齢18歳まで引き上げるというのは、府下では決して珍しいものではないと聞いています。
○記者 むしろ遅いほうだということですか。
○市長 遅いというよりは、他の支援に集中させてきたと思っていただけたらと思います。
○記者 優先順位ですね。
○市長 はい。
○記者 ちなみに、この予算は当初予算でついていたのか、今回の補正でつくのかどちらですか。
○市長 当初からやる予定でしたが、準備にちょっと時間がかかりましたので、年明けから実施できるように、現在調整中であります。
○記者 分かりました。あと、セーフコミュニティについてですが、この前3度目の認証式典をされましたが、セーフコミュニティというのが松原市のまちづくりにどういうプラスの効果をもたらしてきているのか、説明いただければと思います。
○市長 今、各種団体はじめ、地域の希薄化や、人材育成獲得というのが課題となっているところであります。このセーフコミュニティの取組というのは、世代やそういった各種団体の垣根を越えた横のつながりができますから、人材育成というところで言いますと、さっき言ったインターナショナルセーフスクールもそうですが、次世代の育成や、その地域の希薄化を解消するような、そういった安心・安全の取組になっているなと思っています。私は、この取組は世界にも誇れるものだと思っております。
 そういった横のつながりができて、かつ、みんなで安心・安全の取組の情報共有ができているわけですから、何かやるときには本当に松原市を挙げて動けますので、そういった点でいっても非常にいいものだと思います。いろんな病気やけが、事件・事故、こういったものは必ず原因があって発生していて、偶然起こっているのではないよというところで、こういったデータを全て皆さんと共有することによって改善策を図っていく。このシステム、このサイクルというものを根づかせていくと、どういう社会情勢・状況になったとしても、私は松原市の安心・安全や、横の取組、各種団体の取組というのは続いていく。そういったものに今後もしていきたいなと思っています。
○記者 つまり、行政だけじゃなくて、市民の方々が自主的に意識づけがなされているとか、そういう意味合いですね。
○市長 まさにそういうことです。まちづくりとか災害時の安心・安全だとか、こういったところって、もう我々だけの力では全てを補えませんので、そういったところに市民の方々の力を貸していただく。例えば災害時の安全対策委員会で最近ありがたいなと思っていますのは、本市には22校の小中学校がありますが、その学校区ごとに要は避難所運営マニュアルをつくってくださったり、避難所運営の組織づくりを今つくっていただいたりもしていますので、要は、避難所運営は地域、町会をはじめとした各種団体、皆さんのボランティアの方々で担っていただいて、我々は人命救助であったり復旧作業にあたれますので、これもまさにセーフコミュニティの取組が成果として現れてきているのかなと思います。
○記者 ありがとうございます。
○司会 ほかにございませんか。
○記者 4番の万博国際交流プログラム、万博は国際交流がとても大切だと思うのですけれども、先日、韓国の方が来られましたが、この1月に行う第2弾は、韓国以外の国々が来られると思いますが、シンポジウムや基調講演などを用意されているようなのですけれども、今の段階でどのくらいの国が来て、どんなシンポジウムで、どんな基調講演ができるのかなというのを決まっていますか。
○市長 韓国のほかに、姉妹都市として友好関係を結んでいる台湾、あとは、この間セーフコミュニティを通じて高校生なんかを派遣している国々もありますので、基本はセーフコミュニティのネットワークを生かした中で、国際交流につなげていく会議にしていきたいなと思っています。どのぐらいの国を呼ぶかというのはまだ決まっていないのですけれども、水面下で今どのぐらい声をかけているのかな。
○市民協働部長 韓国以外については、現在調整させていただいているところです。
○市長 何か国ぐらい。
○市民協働部長 あと1か国か2か国ぐらいです。
○市長 韓国以外で。
○市民協働部長 韓国以外です。
○市長 日本と我々のネットワークを入れて4か国ぐらい。
○市民協働部長 そうですね。
○市長 12月の段階ではっきりしていくでしょうから、また情報提供させてください。
○記者 一般の方々も市民も含め交流の機会があるのでしたら、シンポジウムとか基調講演の内容とかが決まり次第、教えていただければと思います。
○市長 はい。
○記者 ありがとうございます。
○司会 ほかにございませんか。
○記者 一番目の18歳までの無料招待の件ですが、今大体対象者が何人ぐらいいて、予算はいくらぐらいになりそうですか。
○市長公室理事 1万3,500人ぐらいが対象者となっております。
○市長 予算は分かる。
○市長公室理事 今想定しているのは、入場料で計算しますと約2,000万弱、1,900万ちょっとだと思います。事務費も入場料も全部入れてです。
○記者 事務費というのは何ですかね、内訳は。
○市長公室理事 チケットの発券の業務について、本市もほぼ大阪府が契約された事業者と契約して、今言われているのは1件当たり大体100円程度の事務費があったというふうに聞いております。
○記者 分かりました。あと、さっきも質問のあった万博国際交流プログラムですが、これは、事業費は内閣官房が出してくださるという感じですか。
○市長 はい。我々の計画が採択されまして、国から予算をつけていただいています。400万です。
○記者 採択された経緯ってどんな感じですか。
○市長 我々がそういった国の事業があるというのを聞いたので、積極的に手を挙げたのですけれども、全部でどのぐらいだった。17採択されて、どのぐらい手を挙げていたか。
○副市長 非公開です。かなりの倍数だと思っていただけると。
○市長 皆さん万博もそうですが、こういった国際交流とか、そういったところにはすごい関心をお持ちなので、我々もそこに積極的に手を挙げていこうということで。
○記者 最初韓国になった理由って、何か地理的に近いからとかなんですかね。
○市長 それもありますけれども、さっき言ったセーフコミュニティのネットワークで我々はアジアとのつながりが非常に強いので、台湾というところもあるのですけれども、新しいところにぜひ積極的にというところで、今回韓国を選ばせてもらいました。
○記者 分かりました。
○司会 ほかにございませんでしょうか。
○記者 確認だけですが、5番目にあった松原市の中学生の台湾交流事業って、友好交流協定を結ぶ、これは台北市の文山地区と松原市が友好交流協定結んでいる。これはだから台北市じゃなくて、この区と結んでいるということですよね。
○市長 文山区です。
○記者 分かりました。確認だけです。
○司会 ほかにございませんでしょうか。
 ないようですので、以上をもちまして、令和5年第4回定例記者会見を終了いたします。
 本日はご出席いただきましてありがとうございました。

 

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