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令和2年第3回定例記者会見議事録(令和2年9月3日)

更新日:2020年10月7日

定例記者会見議事録

会見概要

日時

令和2年9月3日 木曜日 午後2時から

場所

市役所801会議室

会見内容

司会

ただいまより、令和2年第3回の定例記者会見を開催します。
最初に、資料に従いまして、市長より説明をさせていただいた後、総務部長より令和元年度決算について説明をさせていただきます。
質疑につきましては、市長、総務部長の説明後、一括して行いますのでよろしくお願いいたします。
それでは、澤井市長、お願いいたします。

 

市長

皆さん、こんにちは。
本日もお忙しいところご出席をいただき、誠にありがとうございます。
早速でございますが、お手元の資料に基づき、まず私のほうから進めさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症対策に係る本市の取組の1つ目としまして、「PCR検査支援事業」についてでございます。
現在、新型コロナウイルス感染症の感染者数が日ごとに増加しています。そのような中、PCR検査は、保健所が中心となり実施しているところでございますが、近隣市の保健所では検査数が増加し、待機が出ている状態であり、検査態勢が逼迫しております。
そこで、本市では、新型コロナウイルス感染症の早期発見・早期治療及び感染拡大を防止するため、松原市PCR検査センターを開設し、ドライブスルー方式で円滑にPCR検査を実施してまいります。また、業務が増加している藤井寺保健所を支援するため、専門的な資格を有する市役所職員(保健師)を派遣し、保健所と連携して松原市PCR検査センターの業務を円滑に進め、市の新型コロナウイルスの感染予防・感染拡大防止の強化を図ってまいります。
次に、「元希者応援事業」についてでございます。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止、外出自粛に伴う地域経済及び高齢者の経済活動の支援として、令和2年7月1日現在、本市の住民基本台帳に登録されている75歳以上の方を対象に、市内の登録商店やタクシーで利用できる5,000円分の「松原市元希者応援商品券」を郵送いたします。
次に、「小中学校修学旅行費支援事業」についてでございます。
新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度の修学旅行費用が増加する状況にあります。そのため、市内公立小中学校での修学旅行に係る費用を市が全額負担いたします。
次に、「がんばる多子世帯応援事業」についてでございます。
新型コロナウイルス感染症の影響により、世帯の収入が減少している傾向にあることに加え、少子化が進む中、市内在住の18歳以下の子どもが5人以上いる世帯に対し、市内事業者の幸南食糧株式会社にご協力をいただき、子ども1人当たり10キロのお米を贈呈することで、子どもを多く育てている世帯を応援し、家計の負担軽減を図ってまいります。なお、対象人数は約200名となっております。
次に、「医療従事者応援事業」についてでございます。
本市内の病院等で働く方においては、新型コロナウイルスに感染するリスクを負いながら、市民の安心・安全のため、本市の医療を支えていただいています。そこで、本市の病院等において、令和2年1月29日から6月30日までの間に勤務していた医療従事者の方に対し、ふるさと納税の返礼品から、寄附額4万円相当の返礼品を贈呈いたします。
次に、「防災用品整備支援事業」についてでございます。
出水期に入り、各地において浸水害等の甚大な被害が発生し、台風や、全国各地で頻発する地震発生により、市民の災害に対する危機意識は高まっております。各家庭において、自助の取組を促進するため、防災用品の整備を支援してまいります。なお、5,000円相当の防災用品を1,000円で購入することができるものでございます。
次に、「第11回まつばらマルシェ2020」についてでございます。
まつばらマルシェは、市内事業者や農業者が松原産の食品や農畜産物を紹介し販売することにより、地産地消のより一層の普及と活性化を図りながら、内外に広く発信する催しで、食をテーマとした南大阪最大級の地産地消フェアです。例年好評をいただいておりますまつばらマルシェでございますが、本年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、従来型のまつばらマルシェの実施は行わず、いわゆる3密を避け、新しい生活様式を取り入れた、新しい形のまつばらマルシェを実施してまいります。
具体的には、まつばらマルシェのホームページ内から市内事業者の商品を購入することができる「お取り寄せdeマルシェ」と「応援クーポンdeマルシェ」という購入サイトを中心に、マルシェのわくわく感やコロナに負けない元気なまつばらを演出するため、松原市観光親善大使のflumpoolや松原市ドリームアンバサダーDream Ayaさんの動画も配信し、離れていても楽しめるまつばらマルシェを展開してまいります。
インターネットを用いた新しい形のマルシェは、若年層から元希者まで幅広い世代の方に加え、遠方のため従来のマルシェでは参加できなかった方にも、大いに楽しんでいただけるよう盛り上げてまいります。
次に、「市内事業者応援クーポン券事業」についてでございます。
新型コロナウイルス感染拡大により、経済的に打撃を受けた市内事業者を応援し、地域の消費喚起を図るため、市内参加店舗で利用すると割引や特典を受けることができるクーポンを発行してまいります。事業者はサービス内容を独自に設定し、クーポン券利用者に提供し、後日、クーポン券利用で割り引いた実費分を経費として補助するものですが、第1回目は、この補助上限額を10万円、参加店舗を150店にて実施いたしました。
第2回はこの内容をさらに充実させ、補助上限額15万円、参加店舗数200店にて実施いたします。また、本市の一大イベントであるまつばらマルシェとコラボレーションし、特産品のネット通販事業においても本クーポンを利用できるようにして、消費促進につなげてまいります。
クーポン券につきましては、全戸に配布し、クーポンに記載された番号を、応援クーポンdeマルシェに入力することで割引を受けることができるものでございます。この応援クーポンdeマルシェは、全国どこからでもお買物をしていただけます。
なお、この事業は、松原市、松原商工会議所、松原市観光協会の連携により実施してまいります。
最後に、9月定例会に上程いたします一般会計補正予算の概要でございますが、食事の宅配サービスを通じて子どもの見守りを行うNPO法人等への支援のほか、オンライン授業において活用するデジタルテレビの購入などに要する経費を補正するものでございます。
また、生活保護費をはじめ、各事業における国庫支出金等の精算に伴う返還金などを補正するものでございます。
これらにより、一般会計歳入歳出予算の総額はそれぞれ591億9,264万4,000円となるものでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。

 

司会

ありがとうございました。
それでは、引き続きまして、総務部長より令和元年度決算について説明をさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

 

総務部長

令和元年度の普通会計の決算について、お手元の令和元年度普通会計決算の概要の2枚1組の資料をご覧ください。まず、2ページ目をお願いいたします。
令和元年度の普通会計の決算でございますが、歳入決算額は458億3,881万6,000円、歳出決算額は456億9,986万7,000円でございます。形式収支につきましては1億3,894万9,000円の黒字で、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支につきましては1億1,270万5,000円の黒字で、単年度収支につきましても1,665万2,000円の黒字でございます。
歳入では、企業立地促進や、土地区画整理事業の効果もあり、地方税が増収となっております。歳出におきましては、義務的経費で人件費や扶助費が増加しておりますが、公債費が減少となっております。
なお、歳入歳出の詳細につきましては、お手元の1枚目、令和元年度普通会計決算の概要に記載しております。こちらもご覧いただきますようよろしくお願いいたします。
それから、最後になりますが、主な財政指標でございます。
経常収支比率につきましては前年度より改善しており、健全化判断比率におきましても全て健全化基準を下回っており、前年度より良化となっております。
簡単ではございますが、私からは以上でございます。

 

司会

ありがとうございました。
それでは、ただいまより質問を受けさせていただきます。
ご質問のある方は、挙手願います。また、その際、御社名とご氏名をお願いいたします。

 

記者

市長に2点お伺いします。コロナ対策の関係で、お米を多子世帯に配るということですが、3人以上でも2人以上でもいいと思うのですが、5人という人数の理由をお聞かせください。

 

市長

人数の設定については、おっしゃるように難しいところでした。この取り組みを応援していただいているのが、本市でお米の卸をされている幸南食糧株式会社さんというところなのですが、会長さんに、ぜひ子どもさんを応援したいので、多子世帯の応援をしていただけないかという調整をいたしました。最初、我々としましては、もう少し配るお米の量が少なくなる計算をしていたのですが、相手方から5人以上で送ったらどうですかという提案をいただいたので、決めさせていただきました。

 

記者

提供できるお米が限られていて、子ども5人以上の世帯だと約200人になるということではないのですか。

 

市長

我々は頼みに行くほうだったので、職員は少なめから調整したのですが、やはり5人以上は出してあげますよと言っていただきました。子どもが一番多い世帯で8人いらっしゃるところがあり、7人・6人以上ぐらいのところを対象にしようかと思ったのですが、いやいやもっと出しますよということで、今回5人以上で約200人まで提供いただけることになりました。

 

記者

いつから給付になる予定ですか。

 

市長

10月ぐらいには実施をしたいと思っております。

 

記者

分かりました。もう一点、防災グッズの購入補助についてですが、資料を見ると、感染症対策の消毒・マスクを含むと書いてあります。これは、今のこの時期、マスクや消毒液の需要が大きいと思うので、目的としては防災だけれども、感染症対策という意味合いもこの事業にあると理解してよいですか。

 

市長

そうですね。そこもあります。今、コロナ禍ですので、今までの備蓄品、防災備蓄品の中にも、マスクはありましたけれども、消毒液は入っていなかったので、そこへ入れることによって、より関心を持ってもらえるかなということで選ばせていただきました。

 

記者

補助のやり方としては、クーポン券なのか、それとも買った分の領収書みたいなものを市に申請したらよいという方法ですか。

 

市長公室長

各家庭に引換券を送付しますので、それを取扱店に持っていっていただいて交換をしていただきます。その際に、利用料をお支払いいただいて、商品を受け取っていただくというような形を考えております。

 

記者

5,000円分のクーポン券になるのですか。

 

市長公室長

引換券です。

 

記者

自己負担1,000円分ですか。

 

市長公室長

はい、そうです。

 

記者

実質、4,000円分の支給ということですね。

 

市長公室長

はい。

 

記者

全世帯対象ですか。

 

市長公室長

今のところはアンケート調査等を実施させていただいて、すでに世帯で用意されているところもありますので、予算的には今4万セット、取りあえず考えております。

 

記者

4万セット4,000円で、予算が1億7,000万円ぐらいになるということですね。

 

市長公室長

はい。

 

記者

分かりました。ありがとうございました。

 

司会

他にございませんでしょうか。

 

記者

全く、今回の予算に関係ないのですが、都構想について、今日、大阪市議会で、午後にも議案が可決されれば、11月1日に住民投票へということになりそうです。大阪市の話ですから直接は関係ないですが、とはいえ、都構想というのは、大阪府に大きな影響があり、ほかの地域にも影響を与える話ですし、コロナ禍の中でも実施にはいろいろ賛否があるということで、大阪府全体のいろんな方々の意見を注目したいなと思っています。
市長にお伺いしたいのは、一つは、都構想の松原市への影響です。もし、実際、大阪市が、今のスキームで動いた場合、可決された場合、松原市にはどんな影響があると考えるのか。
もう一つは、このコロナ禍で、住民投票するということへのお考えをお聞かせいただけたらと思います。

 

市長

まず、影響ですけれども、この間、この制度について、府の職員から我々市長会のほうに、制度説明がありました。その折に、以前から推進室のほうにも問い合わせていましたが、例えば、環境、清掃でいいますと広域で大阪市を巻き込んだ形で取り組んでいるのですけれども、こういった一部事務組合に対する影響はないのかというところ等を調べましたら、全てにおいて影響はないということを、私自身は確認をしておりますので、都構想によって松原市に負担的なもので影響は全くないというように、私は認識をしております。
あと投票についてですが、これも吉村知事、松井市長が状況を見守りながらということをおっしゃっておりますので、私は、そのように対応されてよいだろうと思いますし、するべきだと思います。

 

記者

先ほど、負担部分はそんなにない、デメリットはないというということですが、一方で、メリットというのはありますか。

 

市長

都構想のメリットですか。そもそも、ここは東京一極集中を打破していくということで、大阪を元気にというところをおっしゃっておられましたから、例えば企業、法人なんかもそうですが、人の流れも含めて、東京にストップ、待ったをかけることによって、大阪自体が元気になるということについては、私は期待をしております。
イコール、そのことは、我々にとってもプラス要因になってきますから、そこは期待しています。

 

記者

ありがとうございます。

 

司会

他にございませんでしょうか。
ないようですので、以上をもちまして令和2年第3回定例記者会見を終了いたします。
本日はご出席いただきまして、ありがとうございました。

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