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令和3年第3回定例記者会見議事録(令和3年9月3日)

更新日:2021年10月22日

定例記者会見議事録

会見概要

日時

令和3年9月3日 金曜日 午後2時から

場所

市役所801会議室

会見内容

司会

ただいまより、令和3年第3回目の定例記者会見を開催いたします。
最初に、資料に従いまして市長より説明をさせていただいた後、総務部長より、令和2年度決算について説明をさせていただきます。
質疑につきましては、市長、総務部長の説明後、一括して行いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、澤井市長、お願いいたします。

市長 

本日は、お忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございます。
早速ですが、お手元の資料に基づき、各説明をさせていただきたいと思います。
初めに、「西矢椛選手祝賀事業」についてでございますが、松原市在住の西矢椛選手が、東京2020オリンピック、スケートボード女子ストリートにおいて、日本史上最年少で金メダルを獲得されました。
市では、これまでも、松原がんばる市民応援金の制度で西矢選手をサポートしてきたことに加えて、オリンピック出場決定時には壮行会を行い、市庁舎などに横断幕を設置するなど、市を挙げて応援してまいりました。
また、西矢選手は、スポーツパークまつばらを練習の本拠地とされており、市の施設利用者から金メダリストが誕生したことは非常にうれしく思っております。
市では、西矢選手の功績をたたえ、西矢選手の競技写真パネル展を開催する予定となっております。
さらに、既に利用者が増加しているスポーツパークまつばらについては、初級者から上級者の方まで幅広い皆様に楽しんでいただけるよう、また、スポーツのまち松原、スケボーのまち松原として施設を整備し、また新たな設備の設置を検討してまいります。
次に、「セブンパーク天美との連携について」でございます。
令和3年11月、地域の魅力を発信していく商業とエンターテインメントを融合した本市最大の複合施設、セブンパーク天美がオープンいたします。
本市といたしましても、セブンパーク天美と連携して地域の活性化を図るため、オープン後には、産業振興、防災のほか、店内のデジタルサイネージ等を活用した情報発信を行い、協働の取組を行う協議を進めてまいります。
次に、「第12回まつばらマルシェ」についてでございます。
まつばらマルシェは、農商工及び産学官連携の下、「食」を基本テーマとして、市内企業や農業者が松原の農畜産物や地場産業を紹介し、まつばらブランドを含む地産ブランドを内外に発信する場であり、市民の皆様にとっては、地域の特産品を身近に感じ取っていただける、南大阪最大級の地産地消フェアであります。
第12回となる本年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に配慮し、昨年に引き続き、11月よりインターネットを中心とした物販及びエンターテインメントの提供を行い、日本全国からのご参加が可能となっております。
また、セブンパーク天美の施設内外にある催事場での地産ブランド店による出店や、イベントスペースでのパフォーマンスイベントの実施を予定しております。
加えて、関西テレビによるブース出店や情報発信を行っていただくなど、さらなる本市の魅力を感じていただけるイベントにしてまいります。

次に、「行政サービスデジタル化事業」についてでございます。
本市は、令和3年度、機構改革により、新たにデジタル推進課を発足させ、行政のデジタル化を進めていく中で、9月1日より証明書のオンライン申請をスタートさせました。
住民票、印鑑証明書の交付をオンラインで申請し、マイナンバーカードを活用した本人確認や手数料の決済をオンラインで行うことで市民の皆様の利便性が向上することに加えて、窓口における3密を避ける効果もあります。
今後につきましても、順次、オンライン申請による手続を拡充してまいります。
次に、「新型コロナウイルスワクチン接種事業」についてでございます。
5月17日に個別医療機関での接種を開始以降、松原市医師会、松原市薬剤師会のご協力をいただき、週に合計最大約7,000人の接種を、また市民体育館での集団接種においても、1日最大平均約500人、休日約1,200人の方に接種を受けていただいておりました。
7月1日には16歳以上、7月19日には12歳以上の接種対象者全ての方が接種予約できる環境を整え、9月2日現在、65歳以上の方の接種率(1回目)は3万3,168人と92%を超え、特に75歳以上の方の接種率は99%を超えております。
また、市民の皆様全体の接種率においても、接種対象者のうち、約66%に当たる7万1,403人が既に1回目の接種を終えております。
全国の接種率が57.4%、大阪府の接種率が50.1%ですので、全国・大阪府と比較しても早いペースで接種を進めております。
今後は、保健センターでの集団接種を中心に、個別接種は病院に集約して、接種計画上、想定しているとおり、9月末までに接種率は70%に到達できると考えておりますが、若者世代の接種率向上に向けた啓発を強化するなど、さらなる接種率向上に向けて取り組んでまいります。
次に、「セーフコミュニティ推進事業及びセーフスクール推進事業」についてでございます。
今年度は、松原市セーフコミュニティ推進協議会に、新たな協働の担い手として松原防災士会に参画いただき、協働の輪がさらに広がっております。
また、セーフコミュニティ活動をより多くの市民の皆様に知っていただくため、6つの対策委員会が作成した活動報告資料を動画にして、市のホームページ上で配信する予定です。
今後につきましても、新型コロナウイルス感染症拡大により生活スタイルが変容する中、各対策委員会で常に今できることを考え、地域の皆様と協働でさらなる安心・安全なまちづくりを進めてまいります。
次に、インターナショナルセーフスクールの取組につきましては、保護者、地域の方々と協働しながら安心・安全な学校づくりに向けた取組を進めており、令和3年度中に全国初となる市内計22校全ての小・中学校でインターナショナルセーフスクールの国際認証を取得する予定となっています。
また、通学中の児童が被害を受ける事故などを防ぐため、通学路の安全に関して再点検が求められているところですが、本市においては、既に地域の皆様と共に取り組んでおり、継続して実施してまいります。
最後に、9月定例会に上程いたします一般会計補正予算の概要でございますが、スポーツパークまつばらの改修や(仮称)若林児童遊園の整備に要する経費を補正するほか、生活保護費をはじめ、各事業における国庫支出金等の精算返還金などを補正するものでございます。
これらにより、一般会計歳入歳出予算の総額は、それぞれ457億5,692万円となるものでございます。
私からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

司会

ありがとうございました。
それでは、引き続きまして、総務部長より、令和2年度決算について説明をさせていただきます。
総務部長、よろしくお願いいたします。

総務部長

それでは、私から、地方財政状況調査に基づきます令和2年度普通会計の決算状況につきまして、お配りしております令和2年度普通会計決算及び普通会計決算の概要の2枚の用紙に沿ってご説明をさせていただきます。
初めに、決算収支でございますが、歳入が585億5,300万円、歳出が578億7,300万円となりまして、上段の表右側にあります実質収支が6億6,300万円の黒字、単年度収支が5億5,000万円の黒字となっております。
次に、歳入歳出の決算額の内容ですが、歳入の主な内容といたしまして、地方税が増収となっております。企業立地促進や土地区画整理事業の効果に加え、個人市民税などで増額となっているものでございます。
続きまして、歳出の主な内容といたしまして、義務的経費のうち人件費、扶助費が増加しております。
扶助費につきましては、全体では新型コロナウイルス感染症対策における臨時特別給付金などによりまして増加しておりますが、コロナ禍での医療機関の受診控えなどによりまして、生活保護費の医療扶助などで減少となっております。
なお、公債費につきましては、償還が順次進んでおり、減少となっているところです。
また、その他の経費でございますが、物件費、補助費等で増加となっております。こちらは、特別定額給付金や地方創生臨時交付金を活用した事業の実施などによるものでございます。
次に、主な財政指標でございますが、経常収支比率は、市税の増収と扶助費及び公債費の減少により、令和元年度から2.4ポイント改善し、101%となっております。
また、健全化判断比率におきましては、全て健全化基準を下回っており、令和元年度から改善となっております。
私からは以上でございます。

司会

ありがとうございました。
それでは、ただいまより質問を受けさせていただきます。
ご質問のある方は、挙手願います。また、その際、御社名、ご氏名をお願いいたします。

記者
スポーツパークまつばらの拡充って、どういうものを増やして、どうしていくということは、もうほぼほぼ固まっているんでしょうか。

市長

今、既にあるスポーツパーク内のスケートパークのほうが、ご存じのように屋根がなく、また最近は利用者が4割増と、教室の問合せ、申込みが1日20件ぐらいあり、非常に混雑した状況が続いております。西矢選手からも報告に来ていただいた折に、ちょっと安全面で不安を覚えるということをおっしゃっておられたので、まずは今ある施設の向かいに駐車場があるんですけれども、その北側にフェンスで囲った縦に20m、横に最大10mの場所がありますので、ここは高架の下で雨が防げるということと、できたらそこにセクションという、パフォーマンスするときに滑るスロープになっているようなものを整備して、初級者と上級者あたりを分けて競技、練習ができるようなものをまずはこの補正予算で議会にお願いして、そこが可決していただけると、直ちに整備を図っていきたいと思っています。
その上で、今後は、このパーク一つだけだと非常に今後混雑も予想されますし、このにぎわいを消すのはもったいないので、できましたら来年度ぐらい、新たにスポーツパークを建設することによって、スポーツのまち、あるいはスケートボードのまちということで多くの方々に松原市訪れていただけるような仕掛けづくりを今後つくっていきたいなと思っております。

記者

今でしたら、上級者も初級者も同じところでやっているのですか。

市長

そうです。

記者

だから、おっしゃったように危険なところがあると。

市長

はい。そこを、まず今回の予算で整備することによって、上級者は上級者で滑ることができますので、安全対策を取れるなということが言えると思います。

司会

ほかにございませんでしょうか。

記者

新しく整備されるところは、上級者向けのところになるんですか。

市長

最近始めた人とか、そこまでパフォーマンスできない人が多いみたいなので、新しく造るほうにはできる限り上級者を持っていきたいなと思っております。

記者

2,900万、3,000万ほどの、これは今回の補正予算の中に計上されているということですかね。

市長

はい。今言ったところの施設整備に充てていきたいと思っています。

記者

20×10mの施設の整備に充てるお考えですか。

市長

はい。

記者

その管理は、今までのようにミズノさんに委託をしてという形になるわけですか。

市長

そうですね。今回の分は、同じ施設内にあるので、今のところはミズノさんに引き続きお願いしたいなと思っております。

記者

名前を変えるという話はどうなっているんですか。

市長

来年度に向けてやるときに、彼女の名前も、もし可能であれば、出させてもらえたらありがたいですし、彼女に伝えたのは、安全対策をまずは早急に図っていくと。今後、オリンピックに向けて、西矢さんはじめ多くのスケートボードを始めた子たちが上達できるような施設を造れたときには、ぜひオープニングで滑ってほしいということをお願いしました。
そのときは、彼女、やりますということを言ってくれましたので、そちらに仕掛けを持っていきたいなと思っています。

司会

ほかにございませんでしょうか。

記者

西矢さん関連で、賞授与を考えたいというのは、以前もおっしゃっていたかと思うんですけれども、具体的に何かご検討されておられるのでしょうか。

市長

彼女のスケジュール的に、今、もう既にアメリカの大会に参加されておるんですけれども、スケジュール的にいろいろとこの間、調整をしておりまして、本当に先ほど、日程的なものをいただけたので、近々で表彰式をさせていただきたいなと思っていることと、またお伝えしますが、松原で一番といいますか、名誉市民という賞が、これまでに松原市内でお一人だけ出させていただいたことあるんですけれども、その名誉市民というのは、彼女にとって少し重たいものになることがないかなということで、保護者の方と相談させていただき、名誉市民と同等の、松原市においても最高峰である、賞を、今、ネーミングも含めて検討しているところでありまして、近々発表させていただきたいなと思います。

司会

ほかにございませんでしょうか。

記者
スケボーのまち松原ということなんですけれども、これからどんどんアピールしていくお考えだと思うんですけれども、この整備事業以外に、今現状で考え得るものって何かありますか。

市長

そうですね、まずは一番、市民の方々、多くのこの大阪府下、府民の方々が関心あると思います彼女の写真展や、彼女がオリンピックで使用したものを展示させていただいて、スケートボードをされてる方のみならず、多くの市民の方々にまずは西矢さんの功績を知って、たたえていただけるような場を設けていきたいなと思っております。

記者

そういうのは、やっぱりスポーツパークの拡充というのが一番メインになっていく感じですかね。

市長

そうですね、今、既にそういった需要があるわけですから、ここを逃すのはもったいない。安全対策も含めて、滑りたいという子たちを受け入れられるような環境はつくっていきたいなと思っていますので、多くの方々に教室に入ってもらったり、あの施設を利用して練習してもらえるようなところをさらに強化していきたいなと思っています。

記者

そういう意味では、第二の西矢さんというのを。

市長

そうですね。今年度中にそこは整備されて、来年度、また市民の方々や議会にも相談させてもらいながら進めていきますけれども、そこが完成すれば、その2年後がパリオリンピックですから、こういう熱気というか、そういったものは冷めないでしょうから、そこにしっかりつなげていきたいなと。彼女、もう一度そこにチャレンジできるように、我々も市として全力で応援していきたいなと思っております。

司会

ほかにございませんでしょうか。
ないようですので、以上をもちまして令和3年第3回定例記者会見を終了いたします。
本日は、ご出席いただきまして、ありがとうございました。
 

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