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令和5年第3回定例記者会見議事録(令和5年9月7日)

更新日:2023年10月24日

定例記者会見議事録

会見概要

日時

令和5年9月7日 木曜日 午後2時から

場所

市役所801会議室

会見内容

○司会 ただいまより、令和5年第3回定例記者会見を開催いたします。

最初に、資料に従いまして、市長より説明をさせていただいた後、総務部長より、令和4年度決算について説明をさせていただきます。質疑につきましては、市長、総務部長の説明後、一括して行いますので、よろしくお願いします。

それでは、澤井市長、お願いいたします。

○市長 本日はお忙しいところ、記者会見にご参加いただき、ありがとうございます。

早速ですが、私のほうからお配りをいたしております資料に基づいて説明をさせていただきたいと思います。

それでは、初めに、「EXPO酒場松原店の開催」についてでございます。

本市は、2025年に開催される大阪・関西万博を契機として、本市への誘客を図るため、様々な取組を実施してまいります。

11月12日に、一般社団法人DEMO!EXPOと連携し、EXPO酒場松原店を開催いたします。

EXPO酒場松原店は、本市観光協会とともに、飲食やトークイベントを開催し、万博に関心のある人をはじめ、交流の場として実施することに加え、市内事業者同士やクリエイターの共創を促進することで、大阪・関西万博の認知度向上や機運醸成を図るとともに、松原市観光のPRや地域の活性化にもつなげてまいります。

次に、「第14回まつばらマルシェ」についてでございます。

まつばらマルシェは、農商工及び産学官連携の下、「食」を基本テーマとして、松原の食品や農畜産物を紹介する南大阪最大級の地産地消フェアでございます。

今回は、新型コロナウイルス感染症が2類から5類に移行したことから、第10回まつばらマルシェで皆様にご好評をいただいたジャズを聞きながらお酒が飲める、大人な雰囲気のナイトタイムを4年ぶりに復活させ、初日の開催時間を夜9時まで延長します。

例年における実施内容のほか、松原産の農畜産物を使用した限定商品、まつばらコロッケや甘酒の販売を予定しております。

また、大阪・関西万博とのコラボグッズの作成や万博公式のマスコットキャラクターなどのPRにより、大阪・関西万博の機運醸成を目的として取り組んでまいります。さらに、まつばらマルシェの開催前に、河内天美駅及び河内松原駅周辺の飲食事業者によるバルを行い、まつばらマルシェ開催の機運を盛り上げてまいります。

次に、「新たなスケボー大会の開催」についてでございます。

本市では、「スケボーのまちまつばら」を目指し、令和4年度よりスケートボードを核としたまちづくり事業を実施しており、スポーツ庁より「スポまち!長官表彰2022」を受賞するなど、取組を進めているところです。

令和5年度のイベントとして、本市独自のスケボー大会を実施いたします。本年4月にオープンしたおくさま印スケボーパークにおきまして、スケボーのレベルを問わず、参加して楽しい、見て楽しい、来年も再来年もまた参加したくなると思えるスケボー大会を、まつばらマルシェと同日の11月11日土曜日、12日日曜日に開催いたします。当日は、セブンパーク天美やまつばらマルシェ会場などでのライブ中継を実施し、たくさんの方に見ていただき、イベントを盛り上げてまいります。

また、ジャムトリックセッションイベントをまつばらマルシェ会場内に設営した特設会場にて開催し、デモンストレーションには日本史上最年少で、東京2020オリンピックスケートボード女子ストリート種目の金メダルを獲得された西矢椛選手をはじめとしたトップボーダーに参加いただくことに加え、スケボーと音楽や食、ファッションなどとコラボレーションした取組を進めてまいります。さらに、スケボーとアートのコラボレーションとして、おくさま印スケボーパークの壁面に壁画を描くミューラルアートを製作し、10月中のお披露目を予定しているところです。

これらのイベントを通じて、「スケボーのまちまつばら」としての認知度向上、地域のにぎわいの創出、市内産業の活性化につなげてまいります。

次に、「松原市文化情報振興事業団設立30周年、松原市観光協会設立5周年合同記念式典」についてでございます。

一般社団法人松原市文化情報振興事業団は設立から30年、松原市観光協会につきましても設立から5年を迎えます。文化情報振興事業団は設立以来、有名アーティストによるコンサートをはじめ、音楽の発表会、映画の上映会など様々なイベントを通じ、多くの方々に文化芸術に触れる機会を提供するとともに、市民自ら参加できるダンスのワークショップを開催するなど、文化振興に取り組んでいるところです。

また、観光協会につきましては、2025年の大阪・関西万博開催を見据え、観光誘客の増加に向けたコンテンツの拡充を進めることに加え、南河内地域が連携した観光プログラムの開発に取り組んでいるところです。

記念式典では、「いのち輝く!まつばらの未来の話をしよう!2023」をテーマとして開催し、第1部のパネルディスカッションでは、本市が持つ魅力の再発見と併せて、将来の松原を担っていただく若い方々に本市の未来について考えていただくことに加え、第2部では、松原ひかり幼稚園鼓笛隊をはじめとした地域の方々によるステージパフォーマンスで会場を盛り上げることで、多くの方々に文化振興や観光に関する取組について、広く周知してまいります。

次に、「オーストラリアとの国際交流」についてでございます。

本市では高校生を対象に、国際的な視野を広げ、積極性、協調性、チャレンジ精神を育むことを目的として、平成29年度よりオーストラリアのメルボルンムーニーバレー市において松原市青少年海外交流事業を実施してまいりました。令和元年度から新型コロナウイルス感染症の影響により渡航ができず、オンライン等を利用した国際交流講座を実施しておりましたが、令和5年度は渡航を再開し、春休みに市内在住の高校生10名をムーニーバレー市へ派遣してまいります。

次に、「おくやみサービス」についてでございます。

亡くなった方のご遺族がオンライン予約をしていただくことで、1つの窓口で手続が完結するワンストップ方式のおくやみサービスを10月より実施いたします。ご遺族に寄り添った対応を行うことにより、さらなる市民サービスの向上に努めてまいります。

次に、「セーフコミュニティ推進事業」についてでございます。

本市はこれまで、地域の皆さんと協働で、事故やけがの予防に向けた取組を進めてまいりましたが、このたび、8月3日、4日の2日間、国際セーフコミュニティ認証センターから認証審査員を招き、現地審査を行いました。

審査では、セーフコミュニティ活動の重点テーマに位置づけられた「子どもの安全」、「高齢者の安全」、「交通安全」、「犯罪の防止」、「自殺予防」、「災害時の安全」の各対策委員会及び本市のけがや事故の発生原因等を調査分析する「外傷調査評価委員会」において、平成30年のセーフコミュニティ再認証以降の5年間の取組や活動の成果、今後の課題などについて、データを交え報告を行いました。また、松原商工会議所におきまして、高齢者の自転車の乗り方指導に関する交通ルール・マナーの講習の実演をはじめ、まつばらテラスにおきましても、子どもたちと保護者を対象とした自宅内での事故予防に関する講習の様子を審査員にご覧いただくなど、様々な取組を視察していただきました。

審査終了後に行われた審査員からの講評では、本市のセーフコミュニティ活動が高く評価され、3度目の認証の内定をいただくことができました。今回の内定を受け、11月中旬に松原市文化会館にて、認証式典を行う予定となっております。審査員からいただいた指導・助言を参考として、引き続き対策の効果を検証し、取組を進め、日本一安心・安全なまちづくりを進めてまいります。

次に、「インターナショナル・セーフスクール」についてでございます。

これまで各小中学校で進めてきた安心・安全に向けた取組は、学校・保護者・地域・行政が連携した協働での取組であると評価され、令和4年1月に世界で初めて市内全ての小中学校が、国際認証を取得しました。セーフコミュニティを中心とした身近な大人による安心・安全なまちづくりの取組と、市内全ての小中学校のインターナショナル・セーフスクールの取組を生かすことに加え、本市の特徴である中学校区での連携をさらに深め、中学校区としての認証取得を目指してまいります。

最後に、令和5年度一般会計補正予算の概要ですが、福祉避難所に係る協定を締結している施設に対する物価高騰支援金のほか、各事業における国・府への前年度精算返還金、決算剰余金の財政調整基金への積立てなどを計上するものでございます。これらにより、一般会計歳入歳出予算の総額は、それぞれ494億4,618万4,000円となるものでございます。

私からの説明は以上とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○司会 ありがとうございました。

それでは、引き続きまして総務部長より、令和4年度決算について説明をさせていただきます。

○総務部長 それでは、私から地方財政状況調査に基づきます令和4年度普通会計の決算状況につきまして、お配りをさせていただいております令和4年度普通会計決算の資料に沿って説明をさせていただきます。

初めに、1段目の表にございます決算収支でありますが、令和4年度におきましては、歳入が513億5,700万円、歳出が503億4,200万円となりまして、表の右側にあります実質収支が9億9,200万円の黒字となっております。

続いて、2つ目の表の歳入歳出決算額の内容でございます。

表の左側、歳入の主な内容といたしまして、まず1段目の地方税の決算額は148億3,700万円でございます。これまで本市が取り組んでまいりました企業誘致や土地区画整理事業など、新たなまちづくりの効果によりまして、固定資産税や都市計画税が増加となったものでございます。

また、景気回復に伴う個人所得や法人業績が伸びたことによりまして、個人市民税や法人市民税において増加するなど、市税全体で対前年度8億1,600万円、5.8%の増加となっております。

次に、3段目の各種交付金でございますが、地方消費税交付金が対前年度7,800万円の増加となるなど、前年度と比較しまして交付金関係で9,900万円の増加となっております。

また、6段目にございます地方交付税でございますが、対前年度2億1,800万円の増加となっております。交付税の原資となる国税収入等の増加に加えまして、国の補正予算に伴う臨時経済対策費が追加交付されたことによりまして、増加となっているものでございます。

続いて、右側の表、歳出の主な内容でございます。

まず、義務的経費のうち人件費でございますが、退職手当などで増加となり、決算額は73億400万円、対前年度で2億8,900万円の増加となったものでございます。

次に、その下の段の扶助費でございますが、決算額は183億1,500万円でございまして、対前年度で6億円の減少となっております。非課税世帯等への1世帯当たり5万円を給付しました電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金のほか、生活保護費や障害者自立支援費等の増加要因がありましたが、令和3年度に実施されました子育て世帯や非課税世帯等に対する国の臨時特別給付金などの減少によりまして、扶助費全体では減少となっております。

最後に、一番下の表、主な財政指標でございます。

左側の列の経常収支比率ですが、歳入では地方税・地方消費税交付金のほか、普通交付税で増加しましたが、臨時財政対策債が減少となり、一方、歳出では交際費等で減少しましたが、人件費で退職手当などが増加したほか、高齢化の進展による扶助費や繰出金といった社会保障関連経費で増加した結果、経常収支比率は令和3年度から2.2ポイント悪化し、令和4年度は96.5%となっております。

また、右側の健全化判断比率におきましては、全て健全化基準を下回っており、実質公債費比率及び将来負担比率につきましては、令和3年度から改善となっているものでございます。

簡単ではございますが、私からは以上でございます。

○司会 ありがとうございました。

それでは、ただいまより質問を受けさせていただきます。

ご質問のある方は挙手願います。

○記者 スケボー大会の開催についてですが、市独自の大会は初めてですか。

○市長 はい。市でやるというのは初めてになります。

○記者 あと、ライブビューイングというのはどういう狙いでやられるのですか。

○市長 大会会場では、もちろん盛り上がるのですけれども、そこに来られない方や、たまたまライブを見ていただいて、大会を知ってもらう機会というのを増やしていきたいということで、「スケボーのまち まつばら」であるという、スケボーで盛り上がっているよというところを多くの方に知っていただきたいので、あらゆる機会を通じて発信をしていきたいなというところから、いろんな会場を第2会場として使わせていただきたいなと思っています。

○記者 なるほど。あと、このミューラルアートも壁に描くやつですよね。

○市長 はい。

○記者 今、何か富田林さんとかもやっていらっしゃったかなと思うのですけれども、これってどなたが描くとかって決まっているのですか。

○理事 大阪出身のCOOKさんという方にお願いをしています。

○記者 日本人の方ですか。

○理事 はい、日本人です。

○記者 大会のときにはできているのですね。

○市長 はい。

○記者 なるほど。あと、最後のスケボー×音楽、食、ファッションというの、これ何か具体的にどんなふうにコラボするとかって決まっているのですか。

○市長 これからもあるのですけれども、うちの「スケボーのまち まつばら」推進協議会という中には各メディアや、芸能関係の方にもいろいろとアドバイスをいただくような形を取っています。スケボーというのはおしゃれなスポーツじゃないですか。

○記者 そうですね。

○市長 大会会場には音楽が流れて、それもヒップホップとかダンスミュージックが流れている中で、そういうものと一緒に盛り上げていこうというところで、ファッションについてもアーバンスポーツのストリートファッションってあるじゃないですか。そういうスケボーのみならず、音楽やファッションとか、そういったところも融合させながら盛り上げていきたいなと考えていますので、ちょっと細かいところはこれからかなと思っています。

○記者 なるほど。あと、EXPO酒場についてなんですが、万博って夢洲で本会場があると思うのですが、周辺の地域が絡んでいくことって大事だなと思うのですけれども、改めて市長はどういう形で松原市が、絡んでいきたいかというふうに思っているか、考えを聞かせてください。

○市長 一番は万博期間中のみならず、万博前からも含めて、開催中そして開催後も、万博レガシーと言われるところまでしっかり残していきたいというところで言うと、そのにぎわいを松原市にしっかり落としていきたい。そのにぎわいをこっちにも持ってきたいというところが一つ狙いです。このEXPO酒場は市内でも企業や商店、いろんな方々が万博を契機としていろんなことをやりたいな、こんなことをやりたいなというところ、思いはいっぱいお持ちなのですけれども、どんなことしていいか分からないけれども何か協力したい、盛り上げたいという方がたくさんいらっしゃるので、このEXPO酒場というところは、そういった方々にいろんな意見を述べてもらって、いろんなチャレンジの機会を我々も後押ししたいなと思っています。そういうまずはフリートークなり、自由な会であるものかなと思っています。ここから生まれたものを我々と松原市内の会議所をはじめとする市内商工業、商店の方々と連携して、万博の機運情勢にもつなげていきたいなと。何をやってもいいよと僕は言っています。万博があるからこんなことやろうよとか、これまで普通にやりたいなと思っていたことを万博と絡めれば、今は何でもできるのではないかなと思っているので。とにかく何でも楽しいことをやっていきます。

○記者 ありがとうございます。

○司会 ほかにございませんでしょうか。

○記者 大きく3つお伺いしたいのですけれども、まずこのEXPO酒場とスケボー大会の予算額が書かれていないので教えていただけないでしょうか。

○公室長 EXPO酒場についてですが、実行委員会形式での経費となっておりますので、今のところ参加者から会費をいただいて、その中でペイをしていきたいと思っております。具体的な積算まではできておりません。

○市長 会場も含めて、市役所もそうですけれども、参加していただくような企業の例えば場所、会社を借りたりだとか、そういうことを考えているので、この件に関して予算はあんまりかからないのかなと思っています。

○記者 持ち出しはほぼない。

○市長 はい。そういうことになります。

○記者 スケボー大会はどうですか。

○理事 スケボー大会は、「スケートボードパークを核としたまちづくり事業」というのを事業者のほうに委託しておりまして、そこで年間7,000万円かけてさせていただいています。その費用の中には、このイベントの費用も入っていますし、ミューラルアート、あとそれ以外にも会議の運営費があり、最終的にこのスケボー大会だけで幾らかかったというのは、最後に出てくる形になります。

○記者 2つ目としてお伺いしたいのが、観光協会が5周年ということですけれども、松原って割とベッドタウンというか、住宅が多くて、企業も多いと思うのですが、観光というイメージはあんまり広く持たれていないかなと思うのですが、その松原市が観光を誘客するというのはどういう狙いがあるのかというのを改めて教えていただきたいのと、インバウンドを狙われているのだとしたら、具体的にいつまでに何人とか、どの地域の方に来てほしいとか、市長としてお持ちの目標があれば教えていただけないでしょうか。

○市長 まず、この観光の狙いということで、おっしゃるように本市は4キロ四方で都会的な一面もあり、田舎の一面といいますか、自然豊かなところもあるのですけれども、本市だけではなかなか、例えば松原市観光として来ていただいても、半日もかからないような感じで終わっちゃうのかなと思うので、この間、観光協会をはじめ、いろんなところと連携して考えているのが、南河内や広域での観光を目指していこうということです。松原市以南、南河内地域というのは60万人口の都市で、まちづくりは遅れていますけれども、その分自然豊かで、世界に誇る歴史遺産というのがあります。そういった広域的な、例えば堺市、松原市、羽曳野市には竹内街道が通っている中で、世界遺産を巡りながら松原市にも最大級の古墳がありますから、そういった古墳巡りであったり、南河内でいきますと、インバウンドで古都体験というところで、フルーツの収穫であったり食体験をこの南河内全域でやっていこうというような取組があるのですけれども、そういったところも広域で取り組むことができるのかなと思っています。要は、この南河内に訪れていただいて、最終は本市にはホテルもありますし、そういった方々を受け入れる飲食店等々もありますから、そういったところで何か協力をしながら松原市にも滞在していただいて、泊まっていただいて、買い物をしていただく。お金を使っていただけるような仕掛けは十分つくっていけるのかなと思っているので、そこはまず観光の狙いであります。

今後、インバウンドも含めての目標ですが、我々がこのコロナ禍でチャレンジしようとしてきたところがオリンピックの関係でいきますと、全くの無観客になったので、そういったところ、まだまだ試験的に取組はできていないんですよね。ですから、目標というのはなかなか難しいのですが、一つ我々がこの間、海外との姉妹都市であったり、さっきも言いました子どもをオーストラリアに送ったりとか、そういう連携をずっと育んできた地域というのがそれぞれ海外にありますので、そういった方々を万博の前にまずは来てもらって、例えば子どもたちの教育であったり、スポーツ交流、文化交流、ビジネスマッチング等々をつなげながら、またそこから万博本番で松原に来てもらって、万博に行ってもらう。あるいは万博に来て、松原に来てもらう、そういった仕掛けをつくっていきたいなと思っています。それが終わった後も含めて、そういった海外との連携を図っていきたいなと。こういう取組を国に計画を申請しまして、このたび内閣官房から採択事業をいただきまして、それも一つ、今後のインバウンドの目玉になっていくのかな。ただ何名かというところは未定ですけれども、必ずこれまで交流を図ってきた国々の方は松原市にお招きするというのは、目標として掲げたいなと思います。

○記者 ありがとうございます。最後に3つ目としてお伺いしたいのが、決算に関してなんですけれども、先ほど数字的なところはご説明いただきましたが、市長としての受け止め、あとは今後の課題を感じている部分がありましたら、教えてください。

○市長 この間、コロナや世界のそういったいろんな情勢の影響を受けて、市民生活あるいは企業活動というのは非常にご苦労されて、圧迫してきましたので、そういったところへの支援を今後はしっかりしていきたいなと。そういった中で、おかげさまでこの間、本市は各土地区画整理事業とか、こういうまちづくりを何とか成功させることができてきたので、税収に関しては固定資産税の伸び等々、楽観視はしておりませんけれども、以前と違って新たな財源の確保ができているというところでは、何とか今後も耐えていくことができるのかなと思っています。その上で、さっき言った市民の生活をどのように守っていくかというところを今後は力を入れていきたいなと。決して楽ではないですけれども、新たな財源を生かしながら、市民サービスのさらなる向上を図っていきたいなと。それと同時に今の市民の生活を圧迫しているようなところを何とか軽減できるような施策、制度というのをつくっていけたらなと思っています。

○記者 ありがとうございました。

○司会 ほかにございませんでしょうか。

○記者 スケボー大会で3つ教えてください。一つは、全国にいろんなスケボー大会があるはずですが、あえてこの松原でやる大会のコンセプト、例えば競技性で順位までつけたような感じにするのか、それとも本来の見せて楽しむみたいな、そういう感じで、いろんな大会がある中で松原市はこういう大会でいきたいというところをもうちょっと聞きたいというのが一つと、それから規模感ですね。市内のスケボー好きの人が集まる感じなのか、大阪府、関西、あるいは全国から募る感じなのか。多分これは毎年やっていくと思いますが、中長期的でもいいのですけれども、どんな規模感で出していくのか。それから、西矢さんがどのぐらいまで協力してくれるのか。例えば全面的に協力してよという感じか、審査員も含めて、その辺の西矢さんとの話とかもちょっと聞かせてください。

○市長 まずコンセプトとしては、まずは楽しんでいただける。スケボーの競技人口を増やしながら、トップアスリートを育てていくというところを我々は目標にもしていますので、まずは競技人口を増やしながら、松原市民の競技人口も増やす。あるいはこの大会を通じてスケボーを好きになってもらうような子どもたちをつくっていくというのが、一つの狙いかなと。そういった意味では楽しむ子たち、人たちの大会という枠と、もうちょっとこれから上級者を目指していくような人たちの枠と、そういった形でつくっていきたいなと。こういったことを毎年継続していくことで、いずれは全国大会であったり、全国、世界のトップボーダーを集められるような、そういう規模にしていきたいなと。まずは我々も初めてのことなので、松原市でそういった大会を行うということをまずは目標にしていきたいなと。

その上で規模ですが、できたら全国から来てもらえるような、ちょうど私もスケボーの全国スケートボード施設連絡協議会という、要は全国のスケボー施設を持っている自治体との協議会というのが立ち上がって、私、2回目で参加させていただいて、多くの首長さんと意見交換してきました。各地域もそういう大会というのをやっていくでしょうから、お互いにそこの方々、市民の方々を呼べるような、そういったネットワークですから、そこを使いながら全国からもスケートボーダーを呼んできたいなと思っています。

西矢さんとの関わりですが、彼女の仕事というのは、まだまだ年齢は若いですけれども、世界一ですから、我々と同じように競技人口を増やすこと。そこに一役買ってもらうというのは彼女の使命でしょうから、世界一のアスリートとして松原市にも協力をしていただきながら、彼女を見たい、あるいは彼女のパフォーマンスを見て、彼女のようになりたいというところには一役をやっぱり買ってもらえるのかなと。彼女が常々言っているのが、松原でそういった大会をしてほしいということでしたから、ここは必ず協力いただけるものだと思っています。

○記者 じゃあ、まだ正式に協力してもらうというふうに決まったわけではない。

○市長 今回は必ず来ていただいて、ジャムトリックセッションを見せていただく。セクションを使って、階段とか、スロープを使って、トリックを見せていただく。大会競技でも一発勝負ですよね。そういう技を競い合ってもらって、彼女にも審査員になってもらいながら得点をつけるというのには、参加してくれるって聞いていますので。

○記者 あと、これ順位つけてやる感じなのか。本来の楽しくいい技を見せるという感じなのか、どっちですか。

○市長 そこは点数をつけていただくような方というのを呼びますので。

○記者 呼んで、ちゃんと順位をつけるのですか。

○市長 はい。つけたいなと思います。

○記者 分かりました。ありがとうございました。

○司会 ほかにございますでしょうか。

○記者 関連ですけれども、参加人数の上限とかってあるのですか。楽しんでもらえる人たちと、これから上級者を目指す人たち、2つあるわけですね。

○理事 レギュラー部門で80名。あともう一つ、ちょっと上級のほうのオープンで80名と。

○記者 分かりました。

○司会 よろしいでしょうか。

○記者 主に1番から3番と6番をお伺いしたいのですが、いわゆる万博の機運情勢イベントというくくりで言うと、1番と2番で、3番は入れへんという感じですか。3番も意味合いとしては若干入るのか。

○市長 そうですね。私、機運情勢の全国の会長をさせてもらっていますので、もうとにかく松原市でやるものには、これからはミャクミャクも呼ぶようにと。本市のマッキーとミャクミャクを呼んで万博のイメージを多くの方に知っていただく。その代わり、万博期間中も何か我々がやることには万博何とかという冠をつけさせてもらえるわけですから、1から3まで万博の機運情勢につなげていきたいなと。

○記者 そういうくくりで考えていいですか、3番まで。

○市長 はい。

○記者 分かりました。

ちょっと細かい確認ですけれども、1番のEXPO酒場というのは、どっちかというと一般向けじゃなくて市内の事業者向けという話ですか。

○市長 はい。ただ、個人のボランティアとか、個人で何かやりたいという方もいらっしゃるので、そこはフリーかなと思っています。

○記者 分かりました。

○市長 学生さんも興味ある方は来ますので。

○記者 分かりました。2番のマルシェですけれども、場所はいつもやっている中央公園ですか。

○市長 はい。今回も中央公園と、そしてセブンパークのほうも使わせていただきながら。

○記者 では、2か所ですか。

○市長 はい。

○記者 セブンパークはサブ会場的なところで。3番のスケボー大会は、西矢選手がデモやるのとか、何か日時は決まっていたりとかするのですか。11日だとか、12日だとか。

○市長 これは決まっていたね、日にちは。

○理事 ジャムセッショントリックのときに、ゲストとして来ていただく予定になっておりますので、今のところ、11月11日の土曜日を予定しています。

○記者 午後とかですか。

○理事 時間は、調整中です。

○市長 また決定しましたら、事前にお知らせいたします。

○記者 11月11日ということですね。

○市長 はい。

○記者 分かりました。この3つのイベントで何か集客目標みたいなものはありますか。松原に人を呼び込むという意味合いで。

○市長 このマルシェが一番多いときで5万人からの来場者をいただきましたので、今まで以上の来場者数を考えています。

○記者 分かりました。ありがとうございました。あと、6番についてのおくやみサービスですが、こういうワンストップサービスというのは、何かほかの自治体でもやっているものなのか、やっていないのか、その辺を知りたいのですが。

○市長 他にもそういったサービスをされているところがあったので、うちでもできるということで、今回、取組をさせてもらいます。

○記者 ちなみに、府内だと、ほかどこでやっているのですか。

○部長 大阪府下では阪南市や柏原市です。

○記者 このおくやみサービスは、当初予算で計上されていたのですか。

○部長 はい。

○記者 ちなみに、予算額って分かりますか。

○公室長 これはシステムで66万円。あとは、日常、職員がやっている業務の中でやらせていただこうと思っています。今回、1つの窓口で完結するというふうなところ、いずれ1人の職員が総合的に受け付けできるというようなところで、今実施されている自治体については、職員が入れ替わってとかいうところでやられているのですけれども、できれば目標としましては、その上を目指していきたいなと思っておりますし。

○記者 では、もうあの窓口へ行けば、死亡手続が全部済むということですね。

○公室長 はい。

○記者 別にアプリを使うとか、そんなわけじゃない。

○公室長 このサービスをご利用される方はシステムで予約を行っていただいてというようなところで、それで事前にその方について、こういったものを持ってきてくださいとかいうのをお知らせしないと、また来てもらわないといけないので、その事前調整を持たせていただいてご来場いただくと。そこで完結してというふうにやっていきたいと思っております。

○記者 分かりました。ありがとうございました。

○司会 ほかにございませんでしょうか。

○記者 今の関連で、松原市さんの場合は、一つはもちろん死亡届とかあると思うのですが、あと火葬の許可証とかも含むのですが、埋葬費の補助とかはやっていますか。

○部長 やっていないです。

○記者 では、主にやっているのは死亡届とか。

○部長 そうですね。国民健康保険とかで葬儀の給付金みたいなのがありますけれども、いわゆる火葬に対する補助とか、そういうのはしておりません。

○記者 分かりました。別件でスケボー大会ですけれども、これ日にちが迫っていますが、大会名は決定していますか。

○市長 早急に決定はしたいと思います。西矢選手とか、できたらそこのまちづくり協議会に入っていただいているようなところに出してもらうというのも一つですし、もっと言えば市内の子どもたちに決めてもらってもいいでしょうから、センスのいいのにしたいなと思います。

○記者 ありがとうございました。

○司会 ほかにございませんでしょうか。

ないようですので、以上をもちまして、令和5年第3回定例記者会見を終了します。

本日はご出席いただきまして、ありがとうございました。

○市長 ありがとうございました。

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