特定外来生物であるアカミミアリ、ヒアリについては、平成29年6月に大阪府などの一部区域でも発見され、それ以降も全国各地の港湾部や海外から輸入されたコンテナ内部、積荷などから発見されています。
アカミミアリの特徴
- 体長は3.0から5.0ミリメートル程度で、体色は全体が赤褐色、頭部は褐色です。
- アカカミアリは、毒を持つため、生きた個体を素手で触ることは、絶対にしないでください。
- 類似の種であるヒアリに比べて毒性は弱く、刺されたことによる死亡の事例は報告されていません。
- 個体は、市販のアリ用の殺虫剤で駆除することが可能です。
ヒアリの特徴
- 外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)により特定外来生物に指定されています。(所管:環境省)
- 体長は2.5ミリメートルから6ミリメートル程度で、全体は赤茶色、腹部は黒っぽい赤色で、おしりに毒針があります。
- ヒアリは、攻撃性が強く、刺された場合、体質によってはアナフィラキシー・ショックを起こす可能性があるなど、 人体にとって危険な生物です。
- 刺された場合、刺された瞬間は熱いと感じるような激しい痛みがはしり、数分から数十分ではれ上がり発疹がでる場合もあります。
- 巣は、農耕地や公園など、開放的な草地、裸地に多くみられます。 直径25~60センチメートル、高さ15~50センチメートル程度のドーム上のアリ塚をつくります。
- 個体は、市販のアリ用の殺虫剤で駆除することが可能です。
ヒアリ、アカカミアリに刺されたら
刺された場合は、安静にし、容態が急変することがあれば、最寄りの医療機関を受診してください。
受診の際は、
- アリに刺されたこと
- アナフィラキシー(重度のアレルギー反応)の可能性があること
をお伝えください。
ヒアリ、アカカミアリを発見したら
発見された場合は、下記にご連絡ください。
連絡先
近畿地方環境事務所
電話番号:06-4792-0706