(しゃこうどう)
市域の地図や航空写真を見ていると、土地区画が東西方向または南北方向のものが多いことに気が付きますが、その中で、市域の南半部に、それらに逆らって、北西方向から南東方向に走る土地区画を見つけることができます。直線状に伸びるこの土地区画は、古代の道路の痕跡と考えられます。一部は住吉街道として現在に伝わっていますが、大半は、ほぼ忘却された道路となっており、記紀などの文献資料にも登場しません。しかしながら、その痕跡から読み取れる規模や位置、方向性などから、記紀に記される古代の官道に比定されても遜色のないものです。
昭和52年(1977)には、発掘調査で、古墳時代後期の橋の跡が発見されました。
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