近年、市内において「アライグマ」の目撃情報が寄せられています。
アライグマはもともと日本にはいなかった外来種の動物ですが、以前にペットとして持ち込まれたものが飼いきれなくて野外に放されたり、飼育檻から逃亡したりして野生化するケースが全国各地で相次いでいます。
アライグマは、外来生物法により特定外来生物に指定されており、目撃情報により市では捕獲器を設置し捕獲するよう対策を行っています。
アライグマはこんな動物
- 基本的には夜行性で警戒心が強く、人前に姿をあらわすのは珍しいのですが、近年は生息環境などにより昼間でも目撃されることもあります。
- 食性は、雑食性で魚やカエルなどの水辺の生き物や昆虫類、果実、野菜、穀物などを食べます。都市部では水路などを利用して生ごみやペットのエサ(食べ残しなど)などの食料をもとめて移動しているようです。
- 顔つきや体の大きさはタヌキとよく似ていますが、顔の中央の眉間に黒いスジがあり、最大の特徴は尻尾に5~6本の縞模様があります。成獣で体重は、4~10キログラム、体長は41~60センチメートル。
次の点にご注意ください。
- アライグマを見かけても、「手を出さない」、「近づかない」、「追いかけない」
- 追い詰めたり脅かしたりしなければ向かってくる事はないので、こちらから刺激を与えないようにご注意ください。
- アライグマにエサを与えない。(ペットなどの残ったエサは放置しない。)

(注意)アライグマに関するお問い合わせは、環境予防課まで。