自転車の路上駐輪(放置)の減らし方

更新日:2018年12月13日

 路上駐輪はついついやってしまうものなので、それを完全にやめることはできない。そんなふうにお考えかも知れません。でも、意識して計画的に自転車の使い方を考えれば、路上駐輪をなくすことは可能だと思います。

 そのための方法を、少し挙げてみます。  

駐輪場が少し不便な所にあっても使うように心がける

 駐輪場が目的地から少し離れた場所にある場合、ついつい使用せずに、路上駐輪してしまいます。しかし、そもそも自転車の路上駐輪がいけないことなのですから、そんな時でも少しくらい歩くようにして、駐輪場に停めるようにしましょう。 

駐輪場が有料でも使うように心がける

 駐輪場が便利な場所にあっても、それが有料の場合は、使用を避けて路上駐輪してしまいます。特に数分で済む用事ならなおさらそうでしょう。しかし、自転車を停めるためには、一定の土地が必要です。その土地を無料で貸し出してくれるところは、現在ありません。また、駐輪場には、管理人を置くなどの費用も必要です。

 駐輪場の利用に100円から200円程度支払うのは仕方のないことだと考えて、有料でも必ず駐輪場に停めるようにしましょう。  

目的地に駐輪場があるかどうか考えてから、自転車の使用を決める

 自分が行こうとしている場所に、駐輪場があるかどうかを考えてから、自転車で出かけるかどうかを決めましょう。もし目的地に駐輪場がなければ、他の手段(徒歩やバス)で行ったり、他の目的地に変更したりするようにしましょう。

 自動車での移動を考える場合、駐車場の有無に基づいて交通手段や目的地を決めることは、極めて普通のことです。自転車も自動車も、大きさは違いますがいずれも「車両」であるという点では同じです。  

駐輪場がどこにあるのかを、常に意識する

 目的地によっては、あなたが知らないだけで、本当はきちんと駐輪場が整備されている場合もあるでしょう。人の迷惑になり、莫大な税金の支出につながり、そして違法な行為である路上駐輪を避けた上で自転車を便利に使いこなすには、どこに駐輪場があるのかという知識が大いに役立つでしょう。

 そのためにも毎日の生活の中で、駐輪場についての情報に意識して触れるように、そして、覚えておくようにしましょう。

  

一人ひとりが「自転車を放置しない」という意識を持ちましょう

 路上駐輪してしまう回数を減らすことは、簡単なことではないかもしれませんが、それほど難しいことでもないでしょう。

 少しでも、路上駐輪を減らすよう、心がけましょう。  

駐輪場・自転車駐車場

 通勤・通学・買い物などで、電車に乗るために自転車を使用する場合は、市営の自転車駐車場や民間の駐輪場を使用して下さい。買い物などで自転車を使用する場合は、店舗の敷地内や自転車置き場を使用しましょう。

(注意)このページの作成にあたっては、京都大学大学院 藤井聡先生の「自転車放置者への説得的コミュニケーション:社会的ジレンマ解消のための心理的方略」を参考としました。

カテゴリー

お問い合わせ

松原市 都市整備部 みち・みどり整備課

〒580-8501大阪府松原市阿保1丁目1番1号

電話:
072-334-1550(代表)