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平成30年第2回定例記者会見議事録(平成30年6月8日)

更新日:2018年12月13日

定例記者会見議事録

会見概要

日時

平成30年6月8日 水曜日 午後2時から

場所

市役所801会議室

会見内容

司会

 皆様、お待たせいたしました。

 ただいまより、平成30年第2回目の定例記者会見を開催いたします。

 初めに、資料に従いまして、市長より説明をさせていただきます。質疑応答につきましては、市長の説明後、一括して行いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、澤井市長、お願いいたします。

市長

 皆さん、こんにちは。今日は忙しいところ、記者発表にご出席をいただき、まことにありがとうございます。

 早速ですが、お手元にお配りした資料をもとに、私から説明をさせていただきたいと思います。

 まず初めに、「観光事業」についてでございます。

 松原市観光協会の発足に伴い、本市に所在する地域資源を新しい視点や戦略的な手法によって組み合わせ、さらに魅力的な観光資源となるよう磨き上げを行います。

 松原市観光協会では、観光地域づくりの経験と知識を有し、専門的な見地からアドバイスと地域活動の支援を行う人材を登用することで、松原商工会議所や阪南大学、地域の方々、その他関係団体と緊密に連携し、良好なネットワークと信頼関係を築き、本市の現状を鑑み、今後の観光戦略の方向性を検討し、活性化並びに新規プログラム構築に取り組み、交流人口の増加を図ります。

 松原市観光協会立ち上げ後は、新しい地域資源の掘り起こしとブラッシュアップ、掘り起こした地域資源を生かし、まちの魅力として市民の皆様と共有していきます。さらに情報発信の土台づくりを行い、市民及び会員の皆様の声やSNS等により、市域の「食・体験・観る」といった観光情報を効果的に発信し、観光誘客の促進を図ってまいります。

 次に、「子ども議会の開催」についてでございます。

 平成27年度から開催している子ども議会を本年も7月14日土曜日に開催いたします。当日は、市内の小中学生に議員になっていただき、市議会本会議場で実際に質問をしてもらうなど、議会の仕組みを体験していただきます。

 また、市議会の仕組みや役割について理解を深めることで、市政をより身近に感じていただくとともに、次代を担う子どもたちが主権者として社会の中で自立し、他者と協働しながら地域の課題の解決など、社会の構成員の一人として考える一つのきっかけとなればと考えております。

 次に、「子ども・子育て応援事業(赤ちゃんの駅ステッカー作成)」についてでございます。

 子育て支援の一環として、親子で安心してお出かけしやすくなるよう、おむつ交換や授乳できる赤ちゃんの駅を設置します。市庁舎や子育て支援センター、商業施設など、おむつ交換や授乳できる施設を赤ちゃんの駅として位置づけ、その施設の入り口などにステッカーを張り周知します。

 また、対応可能な施設やその施設の休日情報について、市の子育て情報を掲載しているまつばら子育てネットにおいても情報発信を行ってまいります。

 次に、「放課後学習等サポート事業」についてでございます。

 平成28年度より新町公民館と松原南コミュニティセンターにおいて開講しているげんき塾ですが、平成29年度より新たに天美公民館と三宅公民館において開講し、現在4校にて実施しています。さらに平成30年度からは、新たな2校について長期休みだけではなく、隔週の土曜日に開講し、児童・生徒の自学自習の場としてさらに拡充していきます。平成30年5月現在までに延べ1,700人を超える児童・生徒が参加しています。

 退職教員や学生ボランティアのスタッフが学習内容でわからないところや質問したいところを丁寧に教えてくれることで、子どもたちの学習習慣の確立や居場所づくりの一助となっております。今後も合計4カ所のげんき塾で児童・生徒の自学自習力を育成してまいります。

 次に、「学校クラブ活性化事業」についてでございます。

 本年は、新たに吹奏楽部の活性化を図るため、専門家による演奏指導や模範演奏等を実施します。夏休みの合同演奏会やコンクールに向けた指導の充実、また生徒の技術力並びにモチベーションの向上を目指し、各中学校において計画を進めているところです。さらに運動部でも、これまで行ってきたプロ野球選手によるベースボールクリニックや、大学生によるサッカー部やバスケットボール部の指導等に引き続き取り組みます。

 これからもプロや専門家の高い技術や志に触れることで将来への期待を膨らませ、夢の実現に向けて努力することの大切さを学ぶ機会を提供してまいります。

 次に、「セーフコミュニティ推進事業」についてでございます。

 本市は、平成25年11月にWHOセーフコミュニティ国際認証を取得し、現在は再認証取得に向けて、地域の皆さんと協働で事故やけがの予防に向けた取り組みを進めております。本年につきましては、再認証に向けた最終の審査となる現地審査を実施いたします。現地審査では6つの対策委員会を中心に取り組んでまいりました予防活動について報告を行い、昨年の事前指導での助言を踏まえ、認証取得後の取り組みやその成果について報告してまいります。

 日程につきましては、8月2日から3日にかけての2日間で実施する予定となっております。

 今後も、対策の効果を検証し、取り組みを進め、協働と検証の仕組みをより一層根づかせることで、日本一安心・安全なまちづくりを進めてまいります。

 次に、「セーフスクール推進事業」についてでございます。

 松原第三中学校区の布忍小学校、中央小学校、松原第三中学校は、平成27年度から学校・保護者・地域との協働で取り組みを進め、平成30年1月にインターナショナルセーフスクールの国際認証を得ることができました。

 また、平成29年度からは、松原第四中学校区と松原第七中学校区の6校の小中学校が新たに認証取得に向けた着手宣言をし、各校の特色を生かした取り組みを進めているところです。

 本年は、残りの4中学校区13小中学校全てが取り組み着手の宣言を行い、松原第三中校区での成果や課題をもとに、市内全小中学校でセーフスクールの取り組みを推進してまいります。

 今後も未来の松原を担う子どもたちの成長を願い、市内全域に取り組みを充実させていきます。

 最後に、「市議会議員選挙事業」についてでございます。

 平成30年9月2日に任期満了に伴う市議会議員一般選挙を実施します。全国的に若者の投票率が低下する中、市議会議員選挙に際して、若者に向けた啓発に重点的に取り組みます。

 そこで、2つの取り組みを紹介させていただきます。

 1つ目は、市内在住の高校生からボランティアを公募し、投票事務の補助をしてもらいます。高校生に実際に投票所に来て投票事務をしてもらうことで、選挙への関心を高めていただきたいと考えています。

 2つ目は、小中学生を対象とした親子で投票キャンペーンです。選挙に関するクイズを出題し、投票所に設置している応募箱にクイズの答えを投函すると、クイズ正解者の中から抽選でマッキー文具セットがもらえるというものです。狙いといたしましては、未来の有権者にクイズを通し、保護者と実際に投票所に来てもらうことで、将来の投票行動につなげてもらいたいと考えています。

 次に、平成30年度一般会計補正予算の概要ですが、母子家庭等の就業支援として、高等職業訓練促進給付金などを追加計上するものでございます。これにより一般会計歳入歳出予算の総額は、それぞれ450億4,032万1,000円となるものでございます。

 以上でございます。よろしくお願いいたします。

司会

 ありがとうございました。それでは、ただいまより質問を承ります。

記者

 セーフコミュニティ事業の再認証のことですが、再認証されるのはいつになりますか。それから再認証されることによって、今と違いみたいなものは何か出てくるのかについて教えていただけますか。

市長

 このまま認証をいただけるような方向でいくと、11月の再認証となります。その再認証後も引き続き継続した取り組みが必要なものに関しては、今後もしっかりブラッシュアップしながら、継続した取り組みを進めていきたいなというのと、ある程度効果が生まれて別のものに展開していくような施策などがあれば、そこはそういう形へシフトしていくものも出てくると思っています。

 セーフコミュニティというのは安全なまちなので、これもセーフコミュニティにかかわるものじゃないか、これもセーフコミュニティになるんじゃないかなというような考え、人によってはいろんな捉え方がありますが、基本的には、セーフコミュニティの柱にしているのが協働ですので、まずは松原市の安心・安全のデータを市民に共有していただきながら、そこから一緒に課題点を掲出してそれを改善していく。だからこれを繰り返していくことが一番なのかなと思っていますので、その都度いろいろな課題が出てきたら、そこは臨機応変に対応していきたいと思っています。

記者

 それに関してですが、市長の感覚の中でセーフコミュニティというものに対して市民の方がどれくらい理解しておられるとか、認証を受けることと受けないことと何がどう違うのかというのをどの程度理解しておられるのかという感覚はありますか。

市長

 今でいうと、この間もアンケートなどをとりましたら数ポイント改善しており、認知度は広がっていますが、まだその取り組み自体を知っていただいていない方や実際にそういう活動に参加していただけていない方がいる中で、そこは一つ課題になっていますが、これまではそれぞれに、例えば子どもの安全でしたらPTAや見守り隊の方や保護者や地域、それぞれに安全対策などの活動はしていただいていたのですが、それぞれが思っている課題というか、考えていることが、みんなが情報共有できているかというとできていなくて、何か一緒にすることや、情報を共有することによって、ここでみんなやっていただいていることが、こっちの方向に方向転換するともっと効率が上がるのにというようなことがいくらでもあると思います。

 ですから、同じ目標を持ってやっていただくという点では、セーフコミュニティという認証を取りにいこうというのは、これは世界的にも認められて、日本でも我々8市目となりましたけれども、大阪でこれが初でしたから、市民のモチベーションにもなってくれているのかなと。我々は大阪で初めてこういう国際認証を取ることができたんだというのが、特に今、私が強く感じるのは学校現場ですよね。ISSインターナショナルセーフスクールの認証をした子どもたちが喜ぶんですよね。うちの子どもなんか認証バッジを持って僕に見せつけるんですよ。そういうのを見たときに、やはり目標設定というのは必要だなと。ご褒美といいますか、頑張った人たちのご褒美となるようなこういう認証は、これからも目指していきたいと思っています。

司会

 ほかに質問はございませんか。

記者

 赤ちゃんの駅ですが、これは実際に赤ちゃんの駅として位置づけてというふうに書いてあるんですが、具体的に市内に想定している施設の数とか、いくつぐらい考えておられますか。

市長

 公共施設でいうと数はわかりますが、これから募集をしていく中で民間の施設がどれだけ手を挙げてくれるかによって数は変わると思っています。

市長公室長

 今把握できているのは、池田泉州銀行さん、またマツダさん、南海カローラさんなどのカーディーラーでありますとか、デイリーカナートイズミヤさんでありますとか、そういった商店さんに手を挙げていただいております。

記者

 例えば子ども110番みたいに、例えば一般の住宅にもこれが張ってあったら、周りに何にもないというときに「ああ、ちょっと助かるわ」というようなこともあるんじゃないかなと思ったんですけれども。そこまでは広げるまではないということでしょうか。

市長

 松原市は4キロ四方の平坦な地域なので、コンビニ等も最近子どものおむつ替えとかができるようなところがありますよね。ですから、松原市の地の利を生かした、何か困ったときにはこの赤ちゃんの駅のポスターが張られているなという施設はどこかにあるというようなところを目指していきたいと考えています。今言われるように、貼っていないようなところはこちらからお願いしていかないとだめだと思っています。

記者

 市民の方からこういった制度を求める声が結構あったということでしょうか。

市長

 4キロ四方なのであまりそういう声は聞かないです。たまに庁舎でもここは授乳ができますとか、おむつ交換できますかというのが聞かれる方が出てきたので、では、それを啓発できていなかったなと考えると、啓発していくべきだなというところです。新しい施設なんかはもう既にこういったところを民間にはやっていただいているので、そこもしっかり市民に周知していきたいなと思っています。

司会

 ほかに質問はございませんか。

記者

 選挙の件ですが、高校生ボランティアというのを初めて聞きましたが、全国のほかの市町村で結構やられているのですか。

市長

 やっているところもあると聞いています。我々も数年前に1回チャレンジしました。

市長公室長

 高校生ボランティアですが、今回、新しい取り組みとして市内在住の高校生の方に手を挙げていただくという取り組みを行っています。前回、前々回、市長選挙ぐらいのときから、府内の公立高校の高校生にお声をかけさせていただきまして、各投票所に1人とか2人、投票のお手伝いに来ていただくという形で募集をさせていただいております。

記者

 事務の補助というのは具体的にどういうことを行うのですか。

市長公室長

 投票に来ていただいた方のご案内などをしていただいています。実際にまた選挙事務をしていただくという形になりますと、いろんな責任とかが出てきますので、ボランティアとして投票のご案内、またお子さんとかも来られますので、そういった方の投票の同伴者で補助的なところを手伝ってもらいます。

記者

 定員はありますか。

市長公室長

 市内34カ所の投票所がございまして、2名で定員を設けています。

記者

 この松原市在住高校生というのは、松原市内の高校にもいろんなところから来ておられるもので、在住というのは松原市内の学校に行っているというのではなく、松原市に住んでいるということですね。

市長

 そうです。

司会

 ほかに質問はございませんか。

記者

 毎年ですが、ゆるキャラグランプリですが、これまでどんどん順位が上がっていますが、今年は東大阪でゆるキャラグランプリが開催されますし、市長の中ではこれくらいの順位を狙いたいという目標はありますか。

市長

 やはりトップ10入りぐらいを果たしてもらいたいです。毎回1位を目指して頑張っていますが、前回よりはもちろん上に順位を上げたいですし、東大阪市ではワールドカップラグビーとかがありますから、その辺を盛り上げる仕事もマッキーがお手伝いすれば、いろんな多くの方々に知ってもらえる機会が増えますので、イコール松原市に関心を持っていただけるので、市内だけではなくどんどん外に出てマッキーをPRしていきたいと思っています。

 毎回トップ10、トップ3のところというのはどういう広報、どういう戦略というか、どういう手法を用いているのかわかりませんけれども、いきなり1日でぐんと離されるときがあるので、常に上位に居続けられるようなところをもっとやっていきたいと考えています。

記者

 同じ方向に向かえばまた違うのかなとも思いますが、やはり他の自治体の職員さんを見ていても、その課だけでやっているみたいな、人ごとみたいな感じはあるので、あと企業さんであるとか、その辺はスクラムを組んで取り組んでみてはどうですか。

市長

 そうですね。松原市でも全職員が入れてくれたら1日800票は確実に入るわけですから、家族を入れるとその倍で、そこももう一回、僕らの専門用語でいうと、絶対に拾わなきゃいけないところを拾っていく、そういう僕も片一方政治家の人間ですから、そういう戦略は教えたいなと思います。

司会

 ほかに質問はございませんか。

 よろしいでしょうか。

 なければ、これで平成30年度第2回定例記者会見を終了します。

 ありがとうございました。

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