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平成30年第4回定例記者会見議事録(平成30年11月28日)

更新日:2019年3月5日

定例記者会見議事録

会見概要

日時

平成30年11月28日 水曜日 午後2時から

場所

市役所801会議室

会見内容

司会

ただいまより、平成30年第4回定例記者会見を開催いたします。最初に、資料に従いまして、市長より説明をさせていただきます。質疑につきましては、市長の説明後、一括して行いますので、よろしくお願いします。それでは、澤井市長、お願いいたします。

市長

こんにちは。きょうはお忙しいところご出席をいただき、まことにありがとうございます。早速ですが、お手元に配付をした資料に沿って説明のほうをさせていただきたいと思います。

初めに、「セーフコミュニティ推進事業」についてでございます。本市では、平成25年11月にセーフコミュニティ国際認証を取得して以来、地域の皆さんと協働でセーフコミュニティ活動を推進してまいりました。その活動の成果が高く評価され、セーフコミュニティ国際認証を再取得するに至り、11月18日に松原市文化会館において、セーフコミュニティ再認証式典を開催いたしました。式典では、アナウンサーの薄田ジュリアさん進行のもと、インターナショナルセーフスクール実施校の児童・生徒による取り組み報告、認証審査員による基調講演、合意書署名式などが行われました。また、式典には本市の出身でダブルダッチ世界大会の優勝者である大西英明氏が駆けつけてくださり、華麗な演技を披露し、式典が華やかなものとなりました。この再認証取得をゴールとするのではなく、今後においても、いただいた助言・指導を参考とし、協働の取り組みによって引き続き対策の効果を改善することで、日本一安心・安全なまちづくりを進めてまいります。

次に、「セーフスクール推進事業」についてでございます。平成30年1月にインターナショナルセーフスクール国際認証を取得した松原第三中学校区の布忍小学校、中央小学校、松原第三中学校では、児童・生徒を主体とするけがの防止の取り組みや啓発により、校内における外傷発生件数が大幅に減少し、心と体のけがの両面について成果があらわれております。また、平成29年度からは、松原第四中学校区と松原第七中学校区の6小・中学校が新たに認証取得に向けて着手をし、各校の特色を生かした取り組みを進めているところです。平成31年3月中には市内全ての小・中学校が着手をし、学校、地域、保護者の協働のもと、児童・生徒が主体となった安心・安全な学校づくりの取り組みをさらに充実させてまいります。

次に、「松原市新図書館建設事業」についてでございます。現在は、設計が終わり工事が始まったところですが、新しい図書館には、閲覧スペースの拡充や、今までになかった自習室、子どもたちが自由に本と親しむことができるスペースの設置など読書環境の充実を図り、子どもから高齢者まで幅広い世代の皆さんがゆったりと過ごせる憩いの図書館を目指し、平成31年度中の完成に向けて建設を進めてまいります。具体的には、一般図書のフロアは、静かに読書していただけるスペースとして1階に配置し、少しにぎやかでも気兼ねなく利用できる児童図書フロアを3階に配置して、授乳室や子ども用トイレ、靴を脱いで足を伸ばしたり寝そべったりできるスペースも設置し、小さな子どもを連れた家族が安心して利用できる図書館といたします。また、インターネット予約の実現を図り、図書資料等の自動貸出機の設置やパソコン、タブレットを持ち込んで利用できるWi-Fi環境を整えるなどIT化に対応した図書館として、利用者の利便性の向上を図ってまいります。

最後に、「中学生海外交流事業」についてでございますが、12月22日から24日に、市内28名の中学生が台湾台北市を訪問します。事業実施から3年目となる今年は、台北市立龍山国民中学との学校交流を初め、龍山国民中学生徒の家族と一日交流、市内観光などを行います。これまで参加した中学生にとっては、台湾の人との触れ合いや異文化体験はもちろん、松原市や日本のよさ、伝統、文化を見詰め直す大きな機会となってきました。ことし参加する中学生も、3日間の海外交流を経験することで世界に目を向け、今後の海外との友好交流の推進に貢献できる人材として成長することを願っています。また、英語圏の地域とも交流を始めております。オーストラリア、ヴィクトリア州のムーニーバレー市に高校生10名が3月に訪問しました。2回目となる来年3月の訪問につきましては、在メルボルン総領事への表敬を初め、高校生との交流、ホームステイを予定しております。1週間の滞在を通じて国際感覚に磨きをかけてもらえることを期待しております。

次に、「平成31年度予算編成方針」についてでございます。平成31年度は、本市の新たなまちづくりの指針となる第5次総合計画に掲げる将来都市像「みんなでつくる 未来へつなげるまち まつばら」の実現を目指し、予算を編成するものでございます。将来世代に負担を残さない、持続可能な行財政運営に努めながら、引き続きスピード感をもって取り組んでまいります。次に、12月定例会に上程いたします一般会計補正予算の概要でございますが、台風被害に係る市民体育館の改修費や被災農業施設の再建等に係る補助金を補正するほか、生活保護等の各種扶助費を追加するものでございます。これにより、平成30年度一般会計歳入歳出予算の総額は、465億6,327万7,000円となるものでございます。私からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

司会

ありがとうございました。それでは、ただいまより質問を受けさせていただきます。

記者

セーフコミュニティの推進事業の件なんですが、今回再認証ということで、それを受けて新しく目に見える形での今までにない取り組みとか、構想とか、ありますか。

市長

これからのものですか。

記者

はい。

市長

これまで、病気やけが、あるいは事故、事件、こういったものを軒並み減少させることができたので、これからの課題といいますか、今、各部署に指示を出させてもらっているのは、そのことによって例えば医療費の削減であったり、財政的にどういった効果が生まれたのかということを数字として出していこうといことを、今、各部署、学校現場にも指示を出させてもらっています。

記者

そうですか。それは、例えばいつぐらいまでにそういった数字が上がってくるんでしょうか。

市長

一番簡単なのは、例えばけがなんかでいいますと、学校では保険の利用の件数を調べましたらすぐ出てくるんですけれども、どこまでがどれの効果だというのがなかなか絞りにくい中でも、とりあえずはざくっと出してということを言っていますので、1年では厳しいのかなと思います。

記者

何かの結果として数字に見えてくると、やっぱりこういう推進事業をやってきた成果が出ているんやなという一つの指標みたいなものになりますよね。

市長

そうですね。

記者

やっぱりどうしても何か形であらわれないと。言い方は悪いですけど、市民の方もお金使ってやっているのに成果は一体どんな形であらわれているのかと実感が沸かないんじゃないでしょうか。

市長

そうですね。ですから、そこにちょっとこだわって、我々が日本で8番目で、今は取り組み宣言をされた市を入れると14ぐらいになっているのかなとは思うんですけれども。例えば3回ぐらい再認証されているところでも、出来ていないですけれども、我々のところはやっていこうということです。松原市のそういった数字というかデータが、国内はもとより、これは世界的にも発表できるようなものになってくるかなと思うので、そこはちょっとこだわっていきたいなと思っています。

記者

わかりました。データを出すというのは、今回初めて。

市長

具体的に出すのは初めて。

記者

ありがとうございます。

司会

ほかにご質問のある方はございませんでしょうか。

記者

中学生、高校生の海外交流事業、これも何かこれを通じて目に見える形での成果というものというのは、出せるものは何かありますか。

市長

まだ、これは中学生の海外交流事業も始めて3年目ですので、この子たちがこれから高校になって、あるいは今、高校生も始めたのはまだ1年ですので、大体その子たちが高校に入って、あるいはこの高校生が大学や社会人になったときその先ですね。こういう中学での経験が、高校でそういう高校を選択しただとか、あるいは大学や社会人になったときに、そういう海外交流がいい経験になってそういう道を選択したということが出てくると思うので、もうちょっとかかるのかなと思います。ただ、学校現場の先生方や親からすると、やっぱりたくましくなって帰ってくるといいます。異文化や言葉の通じない方々を相手にコミュニケーションをとったり勉強していくことによって、海外の方に臆さないというか。だから、そういうところに堂々とはいっていけるようになったとか、生活もちょっと積極的になったとか、そういうことは言ってもらっていますので、この辺も成果ですね。

記者

市長、行かれる生徒さんというのは、毎回新しい、初めての生徒さんばかりなんですか。

市長

そうです。

記者

はい、わかりました。

司会

ほかにご質問はございますか。よろしいでしょうか。○記者 ゆるキャラグランプリが先日あったかと思うんですが、まず、ゆるキャラグランプリを終えられての市長のご感想と、一部報道にもありましたとおり、一部でマニュアルが出回っていて、それで職員さんが投票されていたということがありました。それに対する市長のお考えをお聞かせ願えますか。

市長

まずは、今まで一番いい順位にマッキーはなることができたので、ここはマッキーなり、本市の職員の頑張りのおかげかなと思っているので、よかったなと思っています。その上で、一部報道にあったような内容を受けて、私、正直感じたところが、何のこっちゃという話なんですよね。そもそも、このゆるキャラグランプリというのは、私を含めて他の自治体関係の人にも話を聞くと、一番にはそこのゆるキャラの存在する市の職員の頑張りであったり、市民の熱みたいなものを競い合う、私はそういう会かなと思っていたので、毎回マッキー出させてもらうたびに順位を上げ、200位に入らないところから100位を切って、そこから20位に入って、順序的に本当に職員も市民の方々も応援してくださるようになったので。そもそも組織票という話がありましたけど、うち職員大体800人ぐらいいるんですよ。1日平均800票入っていないんです。市民や他市の方がいれた分を引くと、組織的というには、もう情けないという。私は少し残念なのは、本来でしたら800人かける家族であったり自分のタブレット端末を使うと2,000、3,000はいってたときには、ああ職員は頑張ってくれたなと思う。マニュアルというか、組織的な話も含めて、職員がやっぱり頑張ってくれたなとの思いになるんですけども。1日に何万という方々が入れているというのは、それはその市のマスコットキャラクターのいる市の職員さん、市民の頑張りだと私は思っているので、そのことや、今回の件も含めて、これは以前からもあったことであり、そのことを改めて不正みたいなことを言われるのは、私の中ではちょっと腑に落ちないというか、運営者側もそれはわかっている話だろということで、私の中ではそういう理解をしているんですけど。

司会

よろしいでしょうか。

記者

すみません、その関連ですけど、せっかく8位だったのに、結局2日間いらっしゃらなかったんですよ。これは何で。

市長

私も東大阪の野田市長に聞くまで知らなくて、ちょっとそのことを担当に聞きました。私が述べた見解というのは松原市の見解と思っていただいて結構だと思うんですけども、一番は、特に市民の中でも子どもに愛されるキャラクターなんで、そういうマッキーが、堂々とやってきたことを、それを批判の目にさらされるのが、ゆるキャラ、松原市の象徴としてのキャラクターを批判の目にさらされることは避けたいということが一番です、というような職員からの答えが返ってきました。私は、そこは堂々と行ったらよかったんじゃないかという話をしました。

記者

ありがとうございます。

記者

今の関連で、結局マニュアルみたいなものはあったということなんですかね。

市長

マニュアルといいますか、実はちゃんと見ていないんですよ。庁内LANなのか、一部テレビにぱっと映ったんですけど、こういうのがどうやって映るのか。僕自身はそこからむしろ危機感を持っているんですけども。庁内メールは、セーコミュニティの再認証式典があります、皆さん、ぜひ行ってくださいというのも流れているようなことがあります。それと同じように、1日1票、マッキーに入れてねというのも恐らく流れていたんだと思いますし、職員が、記者さんにも対応させてもらった話の中にありましたけども、IDをとりにくい方がいるのでIDというのを用意したというのは、聞いています。ただし、これは今までも恐らくうちだけでなく、そこに参加する自治体のキャラクター、上位にあたるところは、職員のそういう取り組みがあったからだろうと思っているので、それがあったかどうかといったら、あったんだと思います。ただし、それがマニュアルであったり、強制的なのか、組織的なのかというところでいいますと、私は大いにクエスチョンであります。あまり言うと失礼なんですけれども、今に始まったことでもなく、今回もうちは組織じゃない、組織だみたいな話は出ていましたけれども、間違いなく何十万という、1日に何万も入って頑張ったところというのは、職員さんが一番頑張ったところのゆるキャラだと思います。

記者

ありがとうございました。

司会

ほかにご質問はありませんか。では、記者会見を終わらせていただきます。ありがとうございました。

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