(おおさかくうしゅうにかんするけいさつきょくしりょう1(-こまつけいぶほのしょるいつづりより-))
第二次世界大戦末期の昭和19年(1944)から20年(1945)。当時、大阪府警察局警務部警備課情報係警部補であった小松繁治氏によって記された2冊の「参考書類綴」が残されている。
戦時下多大な権限をもっていた警察の内部資料で、大阪空襲の詳細な記録があり、戦争を後世に伝える貴重な資料である(資料は大阪府公文書館が所蔵)。
当号では、その中にある空襲その他非常災害発生時の大阪府警察局の極秘報告文書のうち昭和20年(1945)3月までの分を収録する。
「松原市史資料集 第7号 大阪空襲に関する警察局資料2-小松警部補の書類綴より-」とセットでどうぞ。
松原市史資料集 第7号 大阪空襲に関する警察局資料2 -小松警部補の書類綴より-
内容
口絵写真(白黒)
警部補時代の小松繁治氏、小松繁治氏の「参考書類綴」
解説
翻刻
「昭和十九年起 参考書類綴 小松警部補」
「昭和二十年 参考書類綴 小松警部補」(昭和20年3月末まで分)
書誌情報
執筆:小山仁示
編集:松原市史編さん室
発行:松原市役所
発行年:昭和51年(1976)3月31日
体裁:A5判、頁118頁、 写真2点
頒布価格:500円(税込)