- 名称:中山家住宅(なかやまけじゅうたく) 主屋、湯殿、寝部屋、寮、二階蔵、南蛮蔵、炭蔵綿蔵、北二階蔵、米蔵、瀬戸物蔵、本蔵及び裏門、長屋門、長屋、塀
- 種類:国登録 有形文化財 建造物
- 員数:14棟
- 時代:主屋は文化2年(1805)建築、天保元年(1830)に増築。瀬戸物蔵、本蔵及び裏門が明治時代でそれ以外は江戸時代後期。
- 所在地:大阪府松原市別所6丁目
- 所有者:個人
- 登録年月日:平成16年3月2日

敷地表側(左の白壁が二階蔵、右が長屋門)

敷地裏側(左端が本蔵と裏門、右端が長屋、裏門と長屋の間が塀)

左:敷地内より見た二階蔵 右:敷地内より見た長屋(はね木や水車などをしまう物置)

主屋の表全景(正面が土間入口、写真左端が玄関)

左:主屋の寄付(ヨリツキ) 右:主屋の走元(ハシリモト)にあるカマド
当住宅は現在もお住まいになられている住宅ですので、敷地内及び建物内の見学はできません。ご了承ください。
(注意)掲載した写真の著作権は、松原市教育委員会にあります。無断での転用・掲載はできません。
説明
概要
別所6丁目に所在する中山家住宅(なかやまけじゅうたく)は、江戸時代に大庄屋をつとめた農家の住宅で、主屋(おもや)は文化2年(1805)に建築され、奥座敷は天保元年(1830)に増築されたことが当家に残る古文書からわかります。
住宅は、全般に改造部分が少なく、主屋のほか湯殿・寝部屋・寮・二階蔵・南蛮蔵・炭蔵綿蔵・北二階蔵・米蔵・瀬戸物蔵・本蔵及び裏門・長屋門・長屋・塀などが現存していて、近世後期の先進農業地域における豪農の屋敷構えの様子がよく理解できる重要な建造物です。
資料
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松原市史資料集 第10・11号 松原市の民家(本文編・写真編)
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外部リンク
データベース
中山家住宅主屋:第27-0274号(文化庁/国指定文化財等データベース)
中山家住宅湯殿:第27-0275号(文化庁/国指定文化財等データベース)
中山家住宅寝部屋:第27-0276号(文化庁/国指定文化財等データベース)
中山家住宅寮:第27-0277号(文化庁/国指定文化財等データベース)
中山家住宅二階蔵:第27-0278号(文化庁/国指定文化財等データベース)
中山家住宅南蛮蔵:第27-0279号(文化庁/国指定文化財等データベース)
中山家住宅炭蔵綿蔵:第27-0280号(文化庁/国指定文化財等データベース)
中山家住宅北二階蔵:第27-0281号(文化庁/国指定文化財等データベース)
中山家住宅米蔵:第27-0282号(文化庁/国指定文化財等データベース)
中山家住宅瀬戸物蔵:第27-0283号(文化庁/国指定文化財等データベース)
中山家住宅本蔵及び裏門:第27-0284号(文化庁/国指定文化財等データベース)
中山家住宅長屋門:第27-0285号(文化庁/国指定文化財等データベース)
中山家住宅長屋:第27-0286号(文化庁/国指定文化財等データベース)
中山家住宅塀:第27-0287号(文化庁/国指定文化財等データベース)
オープンデータ
文化財一覧データセット(松原市/松原市オープンデータカタログサイト)