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大阪府指定有形文化財 布忍神社本殿 附木片

更新日:2023年3月31日
  • 種類:大阪府指定 有形文化財 建造物
  • 番号:建第65号
  • 名称:布忍神社本殿 附木片(寛文3年銘)(ぬのせじんじゃほんでん つけたりもくへん(かんぶん3ねんめい))
  • 員数:1棟、1枚
  • 時代:江戸時代前期
  • 所在地:大阪府松原市北新町2丁目
  • 所有者:宗教法人 布忍神社
  • 指定年月日:平成14年(2002)1月29日

 

左は布忍神社拝殿、右は布忍神社本殿の写真

左:拝殿 右:本殿

本殿脇の唐獅子絵の写真

本殿脇の唐獅子絵

本殿脇の唐獅子絵の写真
左は寛文三年銘奉納札、右は布忍宮扁額の写真

左:寛文三年銘奉納札 右:布忍宮扁額

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説明

概要

布忍神社(ぬのせじんじゃ)は速須佐男之尊(すさのおのみこと)、八重事代主之尊(やえことしろぬしのみこと)、武甕槌雄之尊(たけみかずちのみこと)を祀り、境内には、本殿、拝殿、末社、唐門(からもん)、客殿(旧絵馬堂)などの建物が並んでいます。
 本殿の建築様式は、一間社 流造 檜皮葺(いっけんしゃながれづくりひわだぶき)で、昭和58年(1983年)の修理時に、寛文3年(1663)に経典を奉納したことを記した木片(奉納札)が発見されました。これにより本殿の細部様式などと比べて建築年代は寛文3年(1663)以前であることが推測され、江戸時代初期の貴重な建築物と考えられます。
 また本殿脇には、江戸時代・狩野派の作と思える唐獅子絵(からじしえ)があるほか、当神社には、江戸中期の当地域の文芸レベルの高さを如実に現わす松原市指定有形文化財「布忍八景扁額」、同じく江戸中期の高僧・高泉(こうせん)の書とされる「布忍宮扁額」、室町時代から江戸時代のものと思われる小絵馬など数多くの文化財・美術品が残されています。

【注意】昭和58年(1983年)の修理時に行われた調査の詳細については、『松原市史研究紀要第1号布忍神社本殿の建立年代と様式』をご覧ください。

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