竹内街道(たけのうちかいどう)は、松原市域南部を東西に横断する街道です。詳細なルートはよくわからないところもありますが、旧堺町方面から南東斜めに下ったあと東進し、二上山と葛城山の間の竹之内峠を越えて葛城市の長尾神社に至ります。
中世から近世において、商業都市堺や浪速を中心とした産業の流通や人々の伊勢詣や熊野詣、高野詣などによって発展した街道と考えられ、明治時代まで、中高野街道との交差点付近などは、御茶屋などがあってたいへんにぎわったそうです。その起源については、古代にまで遡って、「大津道」、「丹比道」などと呼ばれた官道に比定する説もあります。
平成29年4月28日には、竹内街道と周辺の文化財が日本遺産「1400年に渡る悠久の歴史を伝える「最古の国道」竹内街道・横大路(大道)」に認定されています。
竹内街道沿道の文化財についてお知りになりたい方は『松原市文化財情報誌 たじひのだよりNo.17』をご覧ください。
また、街道にある道標については『松原市文化財分布図』裏面に銘文の翻刻を掲載していますので併せてご覧ください。
竹内街道の紹介映像
令和元年度に阪南大学国際観光学部の和泉ゼミに所属する学生たちと制作した映像です。
あなたもハマる!松原の歴史~日本遺産 竹内街道~
竹内街道って?
現在の街道の様子
竹内街道・岡付近
竹内街道・中高野街道茶屋筋道標
竹内街道と中高野街道との交差点(茶屋筋)
(注意)掲載した写真の著作権は、松原市教育委員会にあります。無断での転用・掲載はできません。
広報まつばら掲載「松原歴史ウォーク」のうち関連号
241竹内街道と河内鋳物師の里、252よみがえった「竹内街道わらべ歌」
外部サイトへのリンク
日本遺産 1400年に渡る悠久の歴史を伝える「最古の国道」~竹内街道・横大路(大道)~ 紹介ホームページ